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Academic year: 2024

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第6学年○組 体育科学習指導案

指導者 T・T 1 単元名 跳び箱運動(器械運動)

2 単元について

(1)運動の特性

①一般的特性

跳び箱運動は,跳び箱の上での切り返し系の技,回転系の技を安定した動作で支持跳び越しを するのが楽しい運動である。また,できる跳び方をさらに上手にできるようにしたり,できそう な跳び方に挑戦したりして楽しむ運動である。

②児童からみた特性

今までできなかった跳び方ができるようになった時やよりきれいに跳ぶことができるようにな った時などに喜びを感じることができる運動である。回転系の技については,回ったり,逆さに なったりと,非日常的な動きをするために個人差があらわれやすい運動と言える。

また,運動による体の痛みや跳び箱に対する恐怖心から苦手意識をもちやすい運動である。

(2)児童の実態(男子21名,女子16名,計37名)

事前にアンケート調査を行った。結果は以下の通りである。

□情意面□

質 問 事 項 は い ふつう いいえ

1 体育の学習は好きですか。 27名 9名 1名

(73%) (24%) (3%)

2 跳び箱運動は好きですか。 12名 18名 7名

(32%) (49%) (19%)

(理由)(複数回答)

はい

・楽しいから 6名 ・跳び箱を跳び越すのが好きだから 4名

・技ができるとうれしいから 3名 ・高い段に挑戦するのが楽しいから 1名 ふつう

・できる技とできない技があるから 8名 ・けがをしたから 3名

・踏み切りを失敗して跳び箱にぶつかったことがあるから 3名

・できないとはずかしいから 2名 ・台上前転が苦手だから 2名 いいえ

・苦手だから 5名 ・技ができないから 3名

・けがをしたことがあるから 3名 ・跳ぶのがこわいから 3名

・できないとはずかしいから 2名

3 楽しく跳び箱運動をするためにはどうしたらよいと思いますか。(複数回答)

・何回も練習してできるようにする 11名

・いろいろな技ができるようになる 7名 ・声をかけ合う 5名

・ふざけないで行う 4名 ・みんなで協力する 4名

・自分に合った技を練習する 4名 ・自分に合った高さで跳ぶ 3名 4 跳び箱運動の学習で,どんなことができるようになりたいですか。(複数回答)

・ヘッドスプリング 14名 ・ネックスプリング 10名

・いろいろな技をできるようにしたい10名 ・かかえ込み跳び 3名

・台上前転 3名 ・ハンドスプリング 3名

・ロンダード跳び 2名

(2)

□技能面□

調査事項 できる できない

かえる倒立 10名 27名

(27%) (73%)

三点倒立 9名 28名

(24%) (76%)

壁倒立(片足振り上げ倒立) 31名 6名

(84%) (16%)

ブリッジ 35名 2名

(95%) (5%)

開脚跳び 35名 2名

(95%) (5%)

かかえ込み跳び 21名 16名

(57%) (43%)

台上前転 34名 3名

(92%) (8%)

首はね跳び 12名 25名

(32%) (68%)

頭はね跳び 10名 27名

(27%) (73%)

前方倒立回転跳び(屈腕) 4名 33名

(11%) (89%)

〈考察〉

跳び箱運動が好きと答えた児童は全体の約3割と少ないことがわかった。その理由として,「で き な いと は ず かし い」,「苦 手 だ から」,「跳ぶの が怖い」,「 けがをし たとこ とがある 」等の 内容 が挙げられており,苦手意識や恐怖感等をなくすような手だてが必要と考える。そのために,回 転系のそれぞれの技のポイントや基礎となる動きをきちんと理解させ,ドリル運動での1つ1つ の動きを正確に行うようにさせたい。また,恐怖心を取り除くような練習の場やスモールステッ プの課題を示し,安全にかつ意欲的に取り組めるように配慮したい。

情意面の調査からわかるように,児童はスプリング系の技に挑戦し,できるようになりたいと いう願いをもっている。そこで単元の前半は,台上前転を中心に学習を行い,後半から首はね跳 び,頭はね跳び等の発展技に取り組むようにしたい。

そして,できるようになるためには,友達のアドバイスや励まし,補助が欠かせない。アドバ イスについては,技を見る時の観点を明確にし,具体的な声かけの例を教えていきたい。補助に ついては,その目的と実際のやり方を教え,友達と共に学習していくよさを実感させていきたい。

さらに,友達の動きを見合い,できるだけいいイメージをもって練習に取り組めるようにしたい。

(3)仮説との関わり

台上前転に必要な逆さ感覚・腕支持感覚・回転感覚を身に付けられる動きをドリル運動の中に 取り入れていく。

とび前転やトントン前回りでは,腰角度の大きい前転を意識させたい。同時に,瞬間ではある が腕支持の状態をきちんと保つようにし,腰の位置が高い前転を行い,大きな台上前転が身につ けられるようにしていきたい。跳び箱を使ったドリル運動では,3~5段の高さのあるものを使 い,ロイター板の強いけりや体をしめる感覚を養わせ,スプリング系の技につなげていきたいと 考える。

ステージからの前転は,膝を使った着地の感覚を養うことができ,落下することへの恐怖心を 和らげる効果があると考える。

首はね跳び,頭はね跳びとも,はね動作の前の構えの姿勢(「フ」の字の姿勢)が技のできを

(3)

大きく左右する。それぞれの跳び方の中で,ほんの一瞬にあらわれる動きであるが,バランス感 覚がとても大切になる。そのため,首・頭倒立での静止を継続して取り組んでいかなければなら ない。また,より大きなはね跳びにつなげるためには,膝をのばしたはね動作が必要になる。膝 を伸ばした台上前転(膝ピン台上前転)を身に付けさせたいと考える。

はね動作については,首・頭倒立からのブリッジを重点に置きながら,両手のつき放し,頭部 を背屈させ体を反らす感覚を養うようにしたい。その動きを生かしながら,ステージからのはね 跳びを行い,はねるタイミングや方向を身に付けさせたい。また,回転系の跳び方は,着地面が 見えづらく着地が難しいので,セーフティーマットを利用して着地の感覚づくりを行いたい。

3 学習のねらい

〈関心・意欲・態度〉

・自分の力に合っためあてをもち,意欲的に運動することができる。

〈技能〉

・台上前転の技をより大きく,きれいに行うことができる。

・首はね跳びや頭はね跳び等の技に挑戦し,はね動作を身に付けることができる。

〈学び方〉

・自分のめあてに合った場,用具,資料を使って練習することができる。

・友達の動きをよく見て,技能のポイントを教え合ったり,補助し合ったりすることができる。

〈安全〉

・運動する場や用具の安全に気を付けて学習することができる。

4 単元計画<跳び箱運動> 時間配分(総時数360分 45分×8回)

段階 時配 学習内容と活動 指導上の留意点(○)評価(◆) 資料等

○オリエンテーション ○単元計画や時間計画を示し,学習の 学習計画 つ ・学習のねらいや進め方を知り,学 見通しをもたせる。 の掲示物

45 習の見通しをもつ。 ○めあてのもち方について,具体例を か × ・めあてのもち方を理解する。 示して説明する。

1 ・跳び箱運動での約束事や安全面の ○安全に取り組んでいくための約束を

む 確認をする。 確認する。

・ドリル運動の内容や方法を知る。 ○運動のポイントを説明し,正しい動 きができるようにする。

◆学習のしかたや内容について,見通 しをもつことができる。

◆自分のめあてをもつことができる。

ねらい1:大きな台上前転に挑戦する。

台上前転 な 45 ○ドリル運動を行う。 ○台上前転につながる動きを行い,逆 の掲示物

× ・頭倒立 ・首倒立 さ感覚,腕支持感覚,回転感覚等を 学習

か 2 ・ブリッジ 身に付けられるようにする。 カード

・かえる倒立 ・壁倒立 ○1つ1つの動きを正確に行うように 1 ・とび前転 ・うさぎ跳び させる。

・ステージからの前転等 ○膝を使ってやわらかく着地するよう

・開脚跳び ・かかえ込み跳び にさせる。

○トントン前回りを行う。 ○「イチ・ニー・サーン」のリズムで ロイター板を強くけることや頭より も腰が高い位置で腕支持することを 意識して行うようにさせる。

◯大きな台上前転に挑戦する。 ○後頭部を着けて回るようにさせる。

○技のポイントを確認し,互いに教え

(4)

合って取り組ませるようにする。

○補助のしかたを教え,互いに協力し て練習できるようにする。

○安全な着地がとれるように,2秒間 の静止を常に意識させる。

○動きのよい児童の演技を見て,大き な台上前転のイメージをもって練習 できるようにする。

○手の着き方や着く位置等に気を付け て練習するようにさせる。

○器具の配置,安全を確かめながら練 習するように随時,声をかけていく。

◆自分のめあてをもち,意欲的に練習 に取り組むことができる。

◆友達の動きを見て,技能のポイント を教え合うことができる。

◆大きな台上前転に挑戦することがで きる。

◆安全に気を付けて練習することがで きる。

ねらい2:台上前転の発展技に挑戦する。

首 は ね 跳

◯ドリル運動を行う。 ○腕と頭で,体を支えるバランス感覚 び ・ 頭 は

・頭倒立 ・首倒立 を身に付けられるようにする。 ね 跳 び の

・ブリッジ ○はね動作の前の構えの姿勢が技ので 掲示物

・首,頭倒立からブリッジ きを大きく左右することを説明し, 学習

・壁倒立 頭倒立を意識して取り組ませる。 カード

・トントン前回り ○膝を伸ばし,腰角度の大きな台上前

・台上前転 転をするようにさせる。

○膝を使って着地するようにさせる。

○ステージから首や頭をつけてはね ○はねる時のタイミングや方向,手の な 45 跳び 突 き 放 し 等 を 身 に 付 け る よ う に す

× ○自分のできそうな技に挑戦する。 る。

か 4 ・大きな台上前転 ○なか2の前半2時間を首はね跳び,

本時 ・首はね跳び 後半2時間を頭はね跳びを中心に学 2 (7/8) ・頭はね跳び 習するようにさせる。

・前方倒立回転跳び ○各技のポイントを確認し,教え合う 時の観点とさせる。

○首はね跳びと頭はね跳びの違いを明 確にし,理解させる。

○練習の方法や場が安全であるかを観 察し,必要に応じて助言する。

○技の感覚が身に付けられるように補 助をする。

○個々のめあてに応じて助言する。

○上達した児童や教え合っている児童 を認め,広めていくようにする。

◆自分の力に合っためあてをもち,意 欲的に取り組むことができる。

(5)

◆友達と教え合いながら練習すること ができる。

◆自分の技能を伸ばすことができる。

◆安全に気を付けて練習することがで きる。

○今までの学習の成果を発表する。 ○自分の技能の伸びや学び方をふり返 学習

ま 45 ・台上前転 るようにさせる。 カード

× ・首はね跳び ○お互いの演技を見て,練習の成果や と 1 ・頭はね跳び 伸びを認め合うようにさせる。

・前方倒立回転跳び ◆自分の技能の伸びや学び方を自己評

め 価することができる。

◆お互いの演技を認め合うことができ る。

5 本時の学習(7/8)

(1)ねらい

〈関心・意欲・態度〉

・自分のめあてをもち,意欲的に運動することができる。

〈技能〉

・ヘッドスプリング等の技に挑戦し,はね動作を身に付けることができる。

・自分の技能を伸ばすことができる。

〈学び方〉

・友達の動きをよく見て,技能のポイントを教え合ったり,補助し合ったりすることができる。

〈安全〉

・運動する場や用具の安全に気を付けて学習することができる。

(2)展開

時配 学習内容と活動 指導上の留意点(○)評価(◆) 資料等

10 ○ドリル運動を行う。 跳び箱

・頭倒立,頭倒立→ブリッジ ○頭倒立を練習するとともに,頭倒立か ロイター板 らのブリッジを行い,ヘッドスプリン マット グの基礎となる技能を養う。 調節板

・壁倒立 ○片足を振り上げて壁倒立できるように

する。

・とび前転 ○着手したときの腕支持をしっかりさせ

る。

・トントン前回り ○「イチ,ニ,サーン」でロイター板を 強くけり,腰角度の大きな台上前転を めざすようにさせる。

・台上前転 ○ゆっくりと大きな台上前転を意識して

行うようにさせる。

○本時のめあてをつかむ。

はね動作を身につけて頭はね跳びに挑戦しよう。 頭 は ね 跳 び の 掲 示 5 ○ステージからの頭はね跳び ○頭はね跳びのはね動作を身に付けるよ 物

うにする。

○前頭部を着くようにさせる。

○はねるタイミングと方向を確認する。

○両手で押し返すことを意識させる。

(6)

○着地が難しいのでセーフティーマット の前にマットを敷き,安全に配慮する。

20 ○頭はね跳びを練習する。 ○はね動作の前の構えの姿勢が大きなは

(活動例) ねを生むことを確認し,前頭部と両手

・台上前転 で体を支えることを意識させる。

・首はね跳び ○頭よりも腰が前に出た位置で腰角度を

・丸めたマットを使って頭はね跳び 一気に開いてはねることを確認する。

・連結跳び箱を使って頭はね跳び ○両手で跳び箱を最後まで突き放し,頭

・傾斜を使って頭はね跳び 部を背屈させるようにする。

・頭はね跳び ○技のポイントを確認し,教え合う時の 観点にさせるようにする。

○補助のしかたを教え,お互いに協力し て練習するようにさせる。

○頭はね跳びのできる児童に示範させ,

よいイメージをもって練習できるよう にする。

○台上前転の練習をしてもよいことを伝 え,無理をさせないようにする。

◆自分のめあてをもち,意欲的に運動す ることができる。

◆ヘッドスプリング等の技に挑戦し,自 分の技能を伸ばすことができる。

◆友達の動きを見て,技のポイントを教 えたり,補助したりすることができる。

◆安全に気を付けて運動することができ る。

5 ○本時のまとめをする。 ○伸びの見られた児童や協力し合って練 学習 習していた児童を全体で認め合うよう カード にする。

5 ○後片付けをする。 ○協力して安全に後片付けができるよう にする。

(7)

(3)場の設定

ス テ ー ジ

マット マット

セーフティーマット

マット 跳び箱 ロイター板

マット 跳び箱 ロイター板

マット 跳び箱 ロイター板

傾斜をつけて

マット の跳び箱 跳び箱

跳 び 箱

マット ( 横 ) 跳び箱(縦)←2段 4段

←マットを丸めたもの マット 踏み切り板

マット 4枚重ねた マット

マット 跳び箱 跳び箱

4段 2段

※台上前転のときには,縦向きで,首はね跳び,頭はね跳びのときには,横向きで行います。

(8)

跳び箱運動学習カード

名前( )

めあて1 大きな台上前転に挑戦しよう!

今日のめあて(どんなところに気をつけて練習するのか書いてみよう)

1 2 3

めあて2 台上前転の発展技に挑戦しよう!

時間 挑戦する技 気をつけること

4 5 6 7

<学習の反省>

よくできた◎ ふつう○ できなかった△ / / / / / / / めあてをもって練習できましたか。

一生懸命に練習できましたか。

教えたり,励ましたりしましたか。

準備・後始末がきちんとできましたか。

めあてを達成することができましたか。

安全に気をつけて学習できましたか。

Referensi

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