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GS の直交化と直交補空間

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(1)

GS の直交化と直交補空間

Nobuyuki TOSE December 12, 2019

Nobuyuki TOSE GSの直交化と直交補空間 1 / 8

(2)

直交射影

VRnの部分空間とする.V 6={~0}として,V の正規直交基底を

~p1,· · · , ~p`

が与えられているとする.このとき~vRnに対して P~x :=

`

X

j=1

(~x, ~pj)~pj

とする.このとき1≤k≤`に対して

(~xP~x, ~pk) = (~x−(~x, ~p1)~p1− · · · −(~x, ~p`)~p`, ~pk)

= (~x, ~pk)−(~x, ~pk) =0 x Px V

(3)

直交射影 (2)— 一意性

V の別の正規直交基底を用いてもP~xは変わらない.」 実際~x, ~x#V に対して

~x−~xV, ~x−~x#V ⇒~x =~x#

これは

~x−~x#={~x−~x#} − {~x−~x} ⊥V となるが~x−~x#V でもあるので

k~x−~x#k2 = (~x−~x#, ~x−~x#) =0

から~x=~x#が従う.

P~xを~xV への直交射影と呼びます.」

Nobuyuki TOSE GSの直交化と直交補空間 3 / 8

(4)

GS の直交化 (1)

Rnの部分空間V に対して基底~q1,· · · , ~q`V があるとします.そしてV の部分空間

Vj =L(~q1, . . . , ~qj)⊂V

を定めます.Vj に正規直交基底~p1, . . . , ~pjが与えられているとします.こ のとき

~rj+1 :=~qj+1

j

X

k=1

(~qj+1, ~pk)~pkL(~q1, . . . , ~qj, ~qj+1) =Vj+1V

~rj+1Vj

となります.さらに~rj+1 6=~0となります.もし~rj+1 =~0ならば

~qj+1=

j

X

k=1

(~qj+1, ~pk)~pk =∗1~q1+. . .+∗j~qj

(5)

GS の直交化 (2)

ここで

~pj+1 := 1 {~rj+1}~rj+1

と定めると

~p1, . . . , ~pj, ~pj+1Vj+1の正規直交基底となります

Nobuyuki TOSE GSの直交化と直交補空間 5 / 8

(6)

正規直交基底の存在と延長

定理1

Rnの部分空間V(6={~0}) に対して正規直交基底が存在します.

定理2

VW を満たすRnの部分空間V,W が与えられているとします.

~p1, . . . , ~p`V の正規直交基底であるとき,W の正規直交基底

~p1, . . . , ~p`, . . . , ~pmが存在します.

(7)

直交補空間 (1)

Rの部分空間V に対して

V:={~w; (~w, ~v) =0(~vV)}

は部分空間となります(2019L1712/07, 確認問題VII.これをV の直交 補空間と呼びます.

~xRnに対して~xV への直交射影を~v とすると

~x−~vV i.e.~x−~vV となります.w~ :=~x−~vと定めると

~x =~v+w~, ~vV, ~wV から

Rn =V +V

であることが分かります.この和は直和となります.

Nobuyuki TOSE GSの直交化と直交補空間 7 / 8

(8)

直交補空間 (2)

実際

~v+w~ =~0, ~vV, ~wV とすると

k~vk2= (~v, ~v) = (~v,−~w) =−(~v, ~w) =0 からw~ =~0,さらにw~ =~0であることが分かります.以上で

Rn =VV であることが分かります.特に

dimV + dimV=n が成立します.

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