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口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室 - TDC

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Academic year: 2024

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口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室

プロフィール

1. 教室員と主研究テーマ

教 授 武田 友孝 ガム咀嚼、咬合状態が情動反応に及ぼす影響について

准 教 授 中島 一憲 東京歯科大学水道橋病院における閉塞性睡眠時無呼吸の治療の実態調査 レジデント 河野 克明 マウスガードサーモフォーミングの厚みに対するメタルチェーンの影響

西野 仁泰 咀嚼解析ウェアラブルデバイスの 健康維持増進に対する効果 松田 祐明 マウスガード材料および厚みの相違が衝撃吸収能 に及ぼす影響 大学院生 齋藤 真帆 皮膚損傷に対するマウスガードの効果

阪上 隆洋 ハード&スペースマウスガード用光重合レジンの改良 筒井 新 咀嚼・噛みしめが咬筋組織血流に与える影響

都合 晋司 軟質マウスガード材の改良

専 攻 生 金光 杏奈 学校管理下における歯による頭部外傷について 小原 信 マウスガードの装着が身体の柔軟性変化に及ぼす影響 2. 成果の概要

1) 咀嚼解析ウェアラブルデバイスの 健康維持増進に対する効果 第 1 報:デバイスの各種食品に対する確 認

健康を維持・増進させるために「1.適度な運動をすること」、「2.適切に栄養摂取すること」、「3.十分な休養 をとること」の 3 つのことがあげられる。「1.適度な運動をすること」では歩行による有酸素運動があり、健 康に強く関与するとして、日常における活動を計測する活動量計や万歩計が広く普及しているのが現状であ る。今回、「2.適切に栄養摂取すること」に注目した。各種食品における精度は十分に解明されていない部分 もあり、今回より詳細な検討を行うこととした。

(西野仁泰,阪上隆洋,都合晋司,筒井新,齋藤真帆,松田祐明,河野克明,鈴木義弘,金光安奈,小 原信,片野勝司,中島一憲,武田友孝,咀嚼解析ウェアラブルデバイスの健康維持増進に対する効果{第 1 報}:デバイスの各種食品に対する確認,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会,JMS アステールプラザ WEB併用開催,2020 年 12 月 5-6 日,広島県,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会プログラム・抄録 集 29 )

2) マウスガード材料および厚みの相違が衝撃吸収能 に及ぼす影響

マウスガード(MG)の外傷予防・軽減効果については、これまでの多くの実験的・臨床的研究により報告され ている。その予防効果は材料の持つ衝撃吸収および衝撃分散作用により歯あるいは歯周組織・顎骨組織等に 伝播するエネルギーを減衰されことによりなされる。先行研究において、一種の MG 材料の厚みの変化や緩 衝腔・硬質材料・スポンジなどの挿入における MG の構造 改良による衝撃吸収効果を検討した研究は多くあ るが、MG の材質、厚みの相互作用の比較は十分行われてはいない。そこで、現在 MG 材料として用いられてい る、EVA 材(エチレン酢酸ビニル)、ポリオレフィン‐ポリスチレン共重合体材、ポリオレフィン材の 3 種類 については検討することとした。この解明は今後の MG 材およびデザイン等の改良に必要と思われる。

(松田祐明,都合晋司,阪上隆洋,筒井新,齋藤真帆,西野仁泰,河野克明,鈴木義弘,小原信,金光 安奈,小澤卓充,額賀英之,中島一憲,武田友孝,マウスガード材料および厚みの相違が衝撃吸収能に 及ぼす影響,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会,JMS アステールプラザWEB併用開催,2020 年 12 月 5-6 日,広島県,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会プログラム・抄録集 30)

3) 皮膚損傷に対するマウスガードの効果

独立行政法人日本スポーツ振興センターより学校管理下で発生した災害についての頭部外傷のデータを分析 した。2012 年度の頭部外傷は全国で 7 万 6495 件の報告があり、そのうち接触相手の歯により引き起こされ た頭部外傷は 741 件であった。このことにより学校管理下における頭部外傷のうち約 1%は歯が凶器となり 引き起こされているといえる。1)これまでの研究においてマウスガードの顎口腔系の外傷予防・軽減効果は 実験的および臨床的研究により明らかであることが示されている。2,3)しかし人同士の接触時に起こりうる 歯牙による皮膚の損傷とそれに対するマウスガードの影響については明らかになっていない部分も多い。こ れらのことよりマウスガードによって、人同士の接触時に起こりうる歯牙による皮膚損傷を防ぐことができ

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-2- るのではないかと考え、今回検討することとした。

(齋藤真帆,筒井新,都合晋司,鈴木豪,阪上隆洋,松田祐明,西野仁泰,河野克明,島田淳,佐藤武 司,中島一憲,武田友孝,皮膚損傷に対するマウスガードの効果,日本補綴歯科学会第 129 回学術大会,

WEB開催,2020 年 6 月 26-28 日,WEB,日本補綴歯科学会第 128 回学術大会プログラム・抄録集 93) 4) ハード&スペースマウスガード用光重合レジンの改良 -グラスファイバーの応用-(第2報)

マウスガードの外傷予防・軽減効果は、多くの実験的・臨床的研究により報告されている。当研究室では、

歯とマウスガードの間に 緩衝スペースを設けかつ中間材料として硬性材料を使用するハード&スペースマ ウスガード(以下、H&SMG)の効果が高い事を証明し、さらに中間材料として光重合レジンと everStickNET の応用が可能であることを示した。前報においてグラスファイバー含有光重合型コンポジットレジン everX の中間材料としての使用について検討した。今回さらに everX に加え、ショートグラスファイバー含有 G-Fix

(以下、ShortFiber)、ロンググラスファイバー含有 G-Fix(以下、LongFiber)の計3種類のグラスファイバ ー含有光重合レジンを使用した場合における衝撃吸収能について比較検討を行ったので報告する。

(阪上隆洋,筒井新,都合晋司,齋藤真帆,松田祐明,西野仁泰,河野克明,中島一憲,武田友孝,Lippo Lassila,Eija Säilynoja,Pekka Vallittu,ハード&スペースマウスガード用光重合レジンの改良 -グ ラスファイバーの応用-{第2報},日本補綴歯科学会第 129 回学術大会,WEB開催,2020 年 6 月 26- 28 日,WEB,日本補綴歯科学会第 128 回学術大会プログラム・抄録集 84)

5) 軟質マウスガード材の改良 第一報: EVA 材(エチレン酢酸ビニル)への強化繊維添加の影響

マウスガード(MG)の外傷予防・軽減効果は、多くの実験的・臨床的研究により報告されている。しかし、

MG 装着時の外傷が少なくないことも事実であり、選手の口腔内状態、参加する種目などに適した MG を提供 すべきと思われる。そこで当研究室では、MG 材料、デザイン等の改良を重ねている。EVA 材の単独使用によ る MG は普及タイプ、ノンコンタクトスポーツにおいては有効と思われるが、現行の材料においてはその安全 性、耐久性において改良の余地があるものと思われる。今回、EVA 材にグラスファイバーおよび 2 種のケブ ラー材を添加した試料を製作し、衝撃 吸収能について比較・検討を行った。

(都合晋司,筒井新,阪上隆洋,齋藤真帆,松田祐明,西野仁泰,河野克明,鈴木義弘,長谷川賢,金 光安奈,小原信,佐藤武司,高山和比古,梶間孝樹,渋沢真美,中島一憲,武田友孝,Eija Saiynoja,

Lippo Lassila,Pekka Vallittu,軟質マウスガード材の改良{第 1 報}: EVA 材(エチレン酢酸ビニル) への強化繊維添加の影響,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会,JMS アステールプラザWEB併用開催,

2020 年 12 月 5-6 日,広島県,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会プログラム・抄録集 28)

6)咀嚼・噛みしめが咬筋組織血流に与える影響

口腔機能を低下させる要因は様々であるが,適切な介入によりその機能を回復・維持することは重要である。

筋活動には,活動している筋に酸素供給の主要な役割を果たす十分な血流が必要である。血流量は,代謝産 物や血流量依存による血管拡張作用,運動に伴う交感神経の血管収縮作用の兼ね合いによって決まるとされ ている。しかし噛みしめが咬筋組織血流に与える影響についての研究は少ない。そこで本研究では,噛みし めを容易にしかつ歯列への負担を軽減するため口腔内装置使用時の噛みしめ強度の違いが咬筋組織血流に 与える影響を検討した。

(筒井新,阪上隆洋,都合晋司,齋藤真帆,松田祐明,西野仁泰,鈴木義弘,河野克明,片野勝司,金 光安奈,小原信,島田淳,紺野倫代,黒川勝英,三島攻,中島一憲,武田友孝,咀嚼・噛みしめが咬筋 組織血流に与える影響,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会,JMS アステールプラザWEB併用開催,

2020 年 12 月 5-6 日,広島県,スポーツ歯科医学会第 31 回学術大会プログラム・抄録集 5)

3. 学外共同研究

担当者 研究課題

学外研究施設

研究施設 所在地 責任者

武田 友孝 マウスガード材の新規開発

Biomaterials, Faculty of Medicine, Univ.

Turku

Finland Eija Säilynoja,

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4. 科学研究費補助金・各種補助金

研究代表者 研究課題 研究費 科研費の場合は種目も記載

武田 友孝 アスリート等に対する口腔測定における航空検査および

デンタルプレスケールⅡ等を用いた測定業務 ロッテ中央研究所 武田 友孝 学校保健における歯による頭部外傷に係る検討・分析お

よび報告書作成 千葉県歯科医師会

5. 研究活動の特記すべき事項

受賞

受賞者名 年月日 賞 名 テーマ 学会・団体名

筒井 新 2020.12. 6 ロッテ賞 咀嚼・噛みしめが咬筋組織血流

に与える影響 スポーツ歯科医学会

学会招待講演・特別講演・教育講演

講演者 年月日 演 題 学会名 開催地

武田 友孝 2020.

9.25,26

スポーツデンティストが考え

る咬合とは 日本全身咬合学会 千葉県

(WEB)

武田 友孝 2020.10.17, 18

スポーツ歯科外傷診療・予防 のエッセンス

第31回日本臨床スポー ツ医学会

宮崎県

(WEB)

武田 友孝 2020.12. 6

インナーフレームLCを用い た簡単・安全なマウスガード のご紹介

スポーツ歯科医学会 広島県

(WEB)

学術学会に相当しない団体が開催するセミナー・研究会・カンファレンス等における発表・講演

講演者 年月日 演 題 会合の名称 開催地

武田 友孝 2021.

2.15,16

スポーツ歯科外傷への安全対 策

香川県スポーツデンテ

ィスト養成講習会 香川県

武田 友孝 2021. 2.21 スポーツ歯科のご紹介

第38回(通算1507 回)東京青年医師会早 朝勉強会

東京都

武田 友孝 2021. 3.28 スポーツ歯学と最新・安全な マウスガード

メディア株式会社Web セミナー

東京都

(WEB)

6. 教育に関する業績、活動

教育用ソフトウェア・ハードウェアの開発

制作者 年月日 種 別 名称・内容

日本歯科医

師会 2021 年度

日歯生涯研修 ライブラリ DVD

安全を支えるスポ―ツ歯科~マウスガードの活用~

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他の大学・研究機関等における学生・大学院生を対象とする講義・実習

担当者名 年月日 テーマ・演題 大学・機関 所在地

武田 友孝 2020. 6.18 スポーツ歯学 流通経済大学 竜ケ崎市

(WEB)

武田 友孝 2021. 1.27 スポーツ歯学 埼玉県立大学 越谷市

(WEB)

7. 社会的貢献・社会に対する活動

その他メディア等への掲載・出演

氏 名 年月日 タイトル 掲載誌・放送局番組名・URL

武田 友孝 2020. 4 一枚法マウスガードとハード&スペースタ

イプマウスガードの作製方法 ジーシー・サークル

武田 友孝 2020. 6.26 あしたも晴れ!人生レシピ「かんで笑って

健康に!」 NHK テレ 1 東京

武田 友孝 2020.11. 1 スポーツと歯のふかーい関係 健康と良い友だち 武田 友孝 2020.11. 5 噛み合う投打の舞台裏 NUMBER

武田 友孝 2020.11.21 マウスガードの有効性とより安全性の高い

マウスガード 日本学校歯科医師会

Referensi

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▼健康医療学部 健康スポーツ学科 主な就職先 ■大学院進学 佛教大学大学院、上海体育学院 ■農業・林業 植彌加藤造園株式会社、株式会社伊賀の里モクモク手づくりファーム ■製造業 日本電産株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社オンワード樫山、コタ株式会社 ■情報通信業 株式会社ウエストワン(関西テレビグループ)、ラディックス株式会社、株式会社テレア

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研究活動の特記すべき事項 受賞 受賞者名 年月日 賞 名 テーマ 学会・団体名 Yeung Wai Kam Andy 後藤多津子 As the supervisor 2018.12.12 Award for Outstanding Research Postgraduate Student, The University of Hong Kong Human