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第4学年○組 国語科学習指導案 授業者

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Academic year: 2025

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第4学年○組 国語科学習指導案

授業者 O・T 1 研究主題 文章を読んだり書いたりする活動を通して適切に表現したり正確に理

解する能力を育成し「伝え合う力」を中心に高める。

~めあてを持って,主体的・意欲的に取り組む書写学習~

2 単元名 五 文字の組み立て方 3 単元について

(1)教材観

本単元(題材)は新学習指導要領の以下の内容に該当する。

【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】書写に関する事項(2)

ア 文字の組立て方を理解し,形を整えて書くこと。

ウ 点画の種類を理解するとともに,毛筆を利用して筆圧などに注意して 書くこと。

アは一文字の組み立て方に関する事項である。毛筆書写で文字の組み立て方を単元 で取り上げるのは4年生が初めてである。この時期になると,組み立て方が複雑な漢 字が多くなるが,「へん,つくり,かんむり等」といった「部首」と他の部分の組み 立て方を学習する。「左と右」「上と下」など,相互に空間を譲り合いながら一文字 として組み立てる仕組みの理解を図ることがねらいである。

ウについては,弾力性という毛筆の特性を生かした学習に関する事項である。「点 画の種類を理解する。」とは,文字が「横画,縦画,左払い,右払い」などの点画に よって構成されることを理解するという意味である。と同時に,それぞれの点画の形 とその形を作る穂先の動きと筆圧のかけ方の類型を理解するという意味でもある。「筆 圧」とは筆記具から用材に加わる力のことである。新学習指導要領においては,「筆 圧などに注意して書くこと」が新しく追加されている。基本の点画(はらいなど)を 指導する際,「トン」「スー」などの擬音語使って,筆圧に応じて声の大きさを変え ながら筆圧の違いを感じ取らせることが必要である。

「文字の組み立て方」の学習は,このあと5年教材『土地』『進む』『新風』,

6年教材『友情』『高原』へと,さらに発展・学習していく。

(2)児童観

○児童の実態

本単元を展開するにあたり以下のような調査を行った。

4年○組 ○名

<意識調査>

①あなたは書写の授業が好きですか。

好き 21名 どちらかといえば好き 4名

どちらかといえば嫌い 0名 嫌い 3名

②あなたは書写の硬筆と毛筆のどちらが好きですか。

毛筆 16名 硬筆 12名

(2)

③書写の学習が好きだと思うときはどんなときですか。(複数回答)

新しい文字を書くとき 11名 毛筆で文字を書くとき 5名 硬筆で文字を書くとき 4名 簡単に文字が書けるとき 3名 上手に文字が書けるようになったとき 18名 無回答 0名

④書写の毛筆の学習で難しいと感じるときはどんなときですか。(複数回答)

右はらい 4名 左右はらい 7名 左はらい 7名 書く位置 10名 始筆の入り方 6名 たて画の止め方 1名

おれ 5名 横画の止め方 2名 点 4名

斜めの線 6名 文字の大きさ 11名

<技能の実態>

全単元『左右』を毛筆で書いた結果

①『左』と『右』の書き順の違いがわかる。 25名

②始筆の正しい書き方ができる。 21名

③横画の長さに気をつけて,止めがしっかりできる。 20名

④「はらい」の長さに気をつけて,はらいがしっかりできる。 18名

○実態の考察

意識調査によると,本学級は書写の学習を好んでいる児童が大変多い。クラス全体 からみると硬筆より毛筆を好んでいる児童が多く,その理由として上手に書けるよう になったときの達成感をあげている児童が多い。

設問④からは児童ひとりひとりに難しいと感じている書き方があることがわかる。

と同時に,自分の技能の習得に意識を持って学習している子も少なくないということ もわかる。難しい技能でも,上達・達成感をもって練習できるよう,ポイントをとら えさせながら指導していきたい。

全教材の技能調査によると『左』と『右』の書き順や横画・左はらいの長短につい ては大体しっかり意識して練習に取り組めていたようである。半紙を折ることにより,

始筆の位置や文字の中心も押さえて書くことができている。『左はらい』については 書き方の個人差が大きい。本題材『秋』においては「左右はらい」が出てくるので「ト ン」「スー」などの擬音語を使いながら,筆圧とも関連づけながらていねいに指導し,

個人個人の技能に応じてゆっくり練習させていきたい。

(3)指導観

指導に当たっては,反復練習のみに終始するような機械的な進め方にならないよう に,文字や文字の書き方に対する児童の気づきを大切にしながら,文字に親しませ,

学習が進められるようにしていきたい。

そのために,まず,単体の文字との対比で「へん」「つくり」になるとどのような 点画の変化となるかを考察させる。横画の長さがどの程度短くなっているか,たて画 の長さも変わっているのか,ということを確認・理解させる。

はばのとり方については,「へん」よりも「つくり」を広く書くと整うので,「へ ん」のはばのとり方を練習用紙を使ってその組み立て方を指導する。その際,左右の 組み立て方になって,単体の文字と変わる点画についてもしっかり押さえさせるよう にする。前述した「左右はらい」については,「トン」「スー」などの擬音語を使い

(3)

ながら,筆圧とも関連づけながら指導していきたい。

半紙での練習では,4つに折って書かせることにより,始筆の位置や中心をしっか りつかませるようにする。また,常に筆の正しい持ち方を意識させ,始筆の正しい書 き方を指導できるよう,心がけていきたい。

4 研究主題に関わる手立て

主体的・意欲的に書写の授業に取り組ませる手立てとして,単に反復練習に終始す ることのないよう,学習過程の中で『試し書き』『練習』『まとめ書き』をはっきり 位置づけた。教材と出会い,『試し書き』をすることで,意欲づけをする。これをも とに話し合い,文字や文字の書き方に対する児童の気づきを大切にする。そして, 児童が思考しながら課題を持ち,学習が進められるようにする。「練習」では自己 の課題に合わせて,練習用紙を各自で選択して取り組めるようにした。さらに本単元 においては,各自のめあてに合わせて教材も選択できるよう,単元の学習計画の中に 組み入れている。

『練習』のあと『まとめ書き』をし,練習の成果を自分で確かめ評価カードを書く。

練習の成果が自分の目で少しでも確認できた時,達成感や文字への親しみが湧き,書 写の学習に意欲的に取り組めると思われる。

5 単元の目標

<関心意欲態度>・文字に親しみ,意欲的に取り組もうとする。

<思 考>・自己の課題を見つけ,練習の仕方を考えることができる。

<技 能>・文字の組み立て方に気をつけて,字形を整えて書くことができる。

<知識・ 理解>・文字の組み立て方を正しく理解することができる。

6 指導計画 (6時間扱い)

学 習 活 動 と 内 容 時 配 評 価

・「秋」を『試し書き』し,『秋』の点画の書き方 ・ 点画のかき方が理解で

について 話し合う。 きたか。

点画の書き方に気をつけて書こう。

・各自の課題にそって,練習する。 1 ・ 課題を見つけ,練習す 点画の長短,はば、形 (本時) ることができたか。

左右の組み立て、へんとつくり

・ 点画の長さと形に気を

・練習の成果を評価カードに書く。 つけて書くことができた か。

・前時の成果を確認しあい,めあてを持つ。 ・ 評価カード等を確認し ながら点画のかき方等を

「へん」と「つくり」のはばのとり方に気を 想起できたか。

つけて書こう。

・各自の課題にそって,練習する。 1 ・ 課題を見つけ,練習す

はばのとり方 ることができたか。

(4)

点画の変化

・ 「へん」と「つくり」

・練習の成果を評価カードに書く。 のはばの違いに気をつけ て書くことができたか。

・ 自分のめあてを設定し,めあてに合わせた教 ・ 自分でめあてを設定し

材を選択する。 教材を選択することがで

きたか。

・ 「星」「村」の文字の組み立てを理解する。 ・ 上下,左右のはばのと 2 り方に気をつけて書くこ

とができたか。

「左右」「上下」のはばのとり方に気をつけ て書こう。

・評価カードを書く。

「左右」の組み立てからなる文字を

整えて書こう。 1 ・ 左右のはばのとり方を 理解して,字形を整えて

・ 「左右」のはばのとり方や点画の変化に気を 書くことができたか。

つけて字形を整えて書く。 (硬筆)

「上下」の組み立てからなる文字を 整えて書こう。

1 ・ 上下のはばのとり方を

・ 「上下」のはばのとり方や点画の変化に気を 理解して,字形を整えて つけて字形を整えて書く。 (硬筆) 書くことができたか。

7.本時の指導

(1)目標

<関心意欲態度>・『秋』という文字に親しみを持ち,進んで書こうとする。

<思 考>・自分で練習の課題を見つけ,練習の仕方を考えることができる。

<技 能>・『秋』の「へん」と「つくり」の組み立て方に気をつけて,字形 を整えて書くことができる。

<知識・ 理解>・『秋』の「へん」と「つくり」の組み立て方を正しく理解するこ とができる。

(2)展開

時配 学習内容と活動 指導(○)と評価(◎) 資料 1 左右の組み立てでできてい ○ 作品をみて本時の学習の方向付 掲 示 用 の

る文字であることをつかむ。 けをする。 『秋』の手 本

(5)

5 2 試し書きをし,各自が評価 ○ 筆順・始筆の位置を確認する。

する。 ◎ 試し書きをして,良くできたと ころ,そうでないところを確認で きたか。

点画のかき方に 気をつけて 書こう。

10 3 「へん」と「つくり」の書 ○ 手本を見ながら,「禾」が「へ 文字パーツ き方・組み立て方について確 ん」になる時,「火」が「つくり」

認する。 になる時の点画の変化を文字パー ツを使って気付かせる。

【文字パーツ】 ○ 「木」が「きへん」になって点 木 + 寸 → ×木寸 画が変わるように,「のぎへん」

○村 でも変わることを理解させる。

○ 「火」がつくりになると点画が 禾 + 火 → ×禾火 変化することを理解させる。

○秋

4 練習用紙の使い方や点画の ○ 「はらい」などの筆圧は,声(擬 練習用紙 書き方の説明を聞く。 音語)と筆の一体化で師範を示し ( 黒 板 掲 示

ながら丁寧に指導する。 用) 5 試し書きでよくできてい ◎ 自己課題をしっかり持ち,練習

なかったところなどを,本 のための練習用紙が選択できてい 20 時の練習の自己課題とし,練 るか。

習用紙や半紙を用いて練習す

る。 ○ 練習用紙(5種類)は各自に選

択させ,「へん」と「つくり」の 組み立て方を練習させる。

○ 正しい姿勢と筆の持ち方を常に 意識させる。

○ 半紙で練習するときは,半紙を 四つ折にさせ,始筆の位置や中心 半紙 をしっかりつかませるようにする。

10 6 まとめ書きをし,本時の練 習の成果を自己評価する。

・評価カードを書く。 ○ 本時の学習を振り返り,評価カ

ードを書かせる。 評価カード

(6)

7 次時の予告をする。 ○ さらに意欲をもって次時の課題 に取り組めるよう方向付けをする。

板書計画

画 の かき方に気をつ け てかこう

横画が短くなっている。↑↑たて画はほとんど変わ寸火ない。++木禾

「 火」の

練習

「のぎへん」の練習」

「はらい」の練習」

「全体」の練習」

書き始めからの練習

Referensi

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