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第1学年2組 国語科学習指導案

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Academic year: 2024

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第1学年2組 国語科学習指導案

1 単元名 おはなしのつづきをかこう

2 単元について

(1)単元観

本単元は,学習指導要領1学年及び2学年の「B書くこと」の目標(2)に基づく内容(1)

ア「経験したことや想像したことなどから書くことを決め,書こうとする題材に必要な事柄を集 めること。」を受けて設定している。また,「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」イ(エ)

「長音,拗音,促音,撥音などの表記ができ,助詞の「は」,「へ」及び「を」を文の中で正しく 使うこと。」についても指導していく。

架空の話を想像して話すことは,比較的自由にできるが,それを一つの物語としてまとまった文 章にしていくことは,1年生の段階としてはたやすいことではない。そこで,お話作りの最初の 段階として,よく知っている物語の続きを想像して書くことを学習活動として設定している。よ く知っている物語とは,有名な童話やおとぎ話,昔話などである。読み終わった後どうなったの だろうと想像することはよくあることである。何もないところから始まるのではなく,親しみ の ある物語の延長を自由に想像して文章化していくことで ,意欲的に文章を書くことができるので はないかと考える。児童は,これまでに,『おおきなかぶ』の学習で続き話を書く活動を行った。

児童は,喜んで取り組み,話の内容も多様であった。しかし,登場人物との関わりがなかったり,

文章表記が誤っていたりする児童が多かった。そこで,本単元では児童がよく知っている昔話の 中から本を選び,その続き話を考えていき,1枚絵本として仕上げる言語活動を行う。また,児 童の多様な想像を大切にしながら,登場人物との関わり や話の順序をおさえたワークシートを活 用する。そして,一つのまとまった話を作る言語活動を通して書く力を育てていく。

(2)児童の実態 調査日9月19日(男子15名,女子12名,計27名)

事前にアンケート調査を行った。結果は以下の通りである。

1 国語科に関する実態 結果

① 国語の授業は楽しいと感じますか。 よく感じる 21名(78%)

時々感じる 2名( 7%)

あまり感じない 4名(15%)

② お話を読んで,自分の思ったことや考えたことを書く ことは好きですか。

好き 22名(81%)

ふつう 4名(15%)

きらい 1名( 4%)

③ 自分の考えを発表することは好きですか。 好き 15名(56%)

ふつう 5名(18%)

きらい 7名(26%)

2 読書に関する実態

① 本を読むのは好きですか。 好き 19名(71%)

ふつう 6名(22%)

きらい 2名( 7%)

② 読み聞かせは好きですか。 好き 19人(71%)

ふつう 6名(22%)

きらい 2名( 7%)

③ どんな本が好きですか。(複数回答) 絵本10名,図鑑14名,その他(探す 絵本9名)

3 単元に関する実態

(2)

① 自分の絵本を作ってみたいですか。 作ってみたい 23名(85%)

作ってみたくない 4名(15%)

② 知っている昔話を書きましょう。(複数回答) さ る か に 合 戦 1 7 名 , も も た ろ う 1 6 名,つるのおんがえし15名,うらしま たろう14名,うさぎとかめ13名,3 びきのこぶた10名,かぐやひめ8名,

か ち か ち 山 5 名 , お む す び こ ろ り ん 5 名,いっすんぼうし4名,こぶとりじい さん3名,おおきなかぶ3名,はなさか じいさん3名,ヘンゼルとグレーテル2 名,ジャックと豆の木2名,おだんごこ ろころ2名,したきりすずめ,赤ずきん,

人魚姫1名他

〈考察〉

本学級の児童は,国語の授業を楽しいと感じる児童が多く,普段の授業でも意欲的に取り組んで いる。自分の考えや思いを書くことを好む児童がほとんどである。「おおきなかぶ」や「けんかした 山」などの学習では,登場人物の気持ちになって想像したことを吹き出しによく書いていた。しか し,自分の考えを発表するとなると,消極的になる傾向がある。その理由としては,「恥ずかしい。」

「緊張する。」などを挙げている。

読書に関しては,アンケートからもわかるように,自分で読んだり,読み聞かせを聞いたりする ことが全体的に好きである。本の傾向としては,図鑑や絵本を好んで読んでいる。

単元に関する調査からは,自作の絵本を事前に見せたところ,大部分の児童が作ってみたいと答 えた。作ってみたくないと答えた児童の理由は,「時間がかかりそう。」「作れない。」「やったことが ない。」などを挙げている。『おおきなかぶ』の学習後に,続き話を自由に書かせたところ,話の内 容は多様であったが,登場人物との関わりがない内容になってしまったり,文章表記が正しくなか ったりする児童が多かった。知っている昔話については,今までに読み聞かせをしたものを挙げて いて,その他に知っている昔話を挙げている児童は少ない。 また,普段の読書の中で,昔話を好ん で読む子も少ない。

(3)指導観 仮説1

学習材や発達段階に応じた言語活動を工夫すれば,豊かに表現することができるだろう。

「続き話を想像して書く」ことが本教材の言語活動である。児童が「そのあと」を書きたい作品 を選ぶことが大切である。児童は,読書が好きでいろいろな本を読んでいるが,思い出せるような 作品は多くはない。そこで,みんながよく知っている昔話3冊,「うさぎとかめ」「ももたろう」「3 びきのこぶた」を用意し,その中から自由に児童に選ばせるように する。そして,今回は,1枚絵 本を仕上げることで,書いて作る楽しさとできた喜びも味わわせていきたい。

『おおきなかぶ』の続き話のときは,登場人物との関わりがなくなってしまったり ,文章のつな がりがなかったりしている児童が多かった。ここでは,続き話を書くために,構成メモを書くよう にする。「始め(誰が,どうした)」・「中(できごと)」・「終わり(どうなったか)」という文章構成 をおさえ,ワークシート(たねシート)を用意して書かせるようにする。その中で,「それから」「 す ると」「ところが」のような接続詞の指導もしていくようにする。「始め・中・終わり」にそって,

順序よく文章を書くようにし,一つのまとまった話を仕上げていきたいと考える。文章や挿絵は,

できるだけ自由な活動を保障し,話の長短よりも自分が想像し,考えた続き話を自由に書かせ,発 想の面白さを大切にしたい。

また,交流活動を取り入れ,友達と書いた作品を読み合うようにしていく。 ペアやグループで読 み合い,互いによいところや感想を伝え合うことで,自分のよさや他者の表現のよ さにも気づかせ ていきたい。

(3)

仮説2

学習材と関連させた読書活動と環境を整えていけば,進んで本を活用することが できるだろう。

本単元のねらいは,続き話を書くことなので,その前提として作品を知らなければならない。児童 の自発的な読む活動を促すために,日本と外国の昔話のコーナーを教室に設けるようにした。朝の読 書タイムには,これらの昔話の読み聞かせをしてきた。 特に,本単元に関連して,続き話が書きやす そうな作品を取り上げ,読み聞かせするようにしてきた。また,読書活動推進補助教員や白井市立図 書館とも協力をして,できるだけ多くの昔話を用意した。児童が,朝の読書タイムや休み時間などい つでも本が読めるように環境を整えてきた。

本単元では,読書活動推進補助教員に T2 として入ってもらい,本の読み聞かせや続き話のアドバ イスをお願いしていく。また,数回の読み聞かせでは,続き話を書くときに話の内容を思い出す こと が難しい児童もいる。そこで,話の大まかな流れがいつでも見られるように,3つの本の挿絵を教室 に掲示していく。

3 単元の目標

〈国語への関心・意欲・態度〉

・自分の選んだ昔話の続きを想像して書こうとしている。

〈書くこと〉

・読んだことのある物語などから想像したことをもとに,続き話を書くことができる。

・書いた続き話を友達と読み合い,よいところを見付けて感想を伝え合うことができる。

〈伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〉

・長音,拗音,促音,撥音などの表記ができ,助詞の「は」,「へ」及び「を」を文の中で正しく使 うことができる。

4 指導計画(7時間扱い)

段階 時配 学習内容と活動 ◆指導・支援 ○評価方法,評価規準 形態

見 出 す

1 ○教師の自作の1枚絵本を見せ,

こ れ か ら の 学 習 の 意 欲 付 け を する。

○ 読 書 活 動 推 進 補 助 教 員 の 読 み 聞かせ「うさぎとかめ」「もも たろう」「3びきのこぶた」を 聞き,話の大まかな流れをつか む。

○3つの本の中から,自分が続き 話 を 想 像 し て 書 き た い 本 を 選 ぶ。

◆ 単 元全 体 を 見 通 し て , 単 元の 学 習 のめ あてを確かめる。

◆ 続 き話 が 書 け そ う な 本 を あら か じ め 3 冊用意しておく。

◆ 本 を決 め ら れ な い 児 童 に は, も う 一度 本 を 見 せ た り , 話 の 内 容 を 確 認 し た り する。

○ 話 の大 ま か な 流 れ を つ か み, 自 分 が続 き 話 を 書 き た い 本 を 決 め よ う と し て い る。

一斉

○ た ね シ ー ト の 書 き 方 を 話 し 合 う。

◆ 教 師の 見 本 を 見 な が ら , たね シ ー トの 書き方を確認していくようにする。

○ た ねシ ー ト の 書 き 方 に 気 付き , 話 し合 っている。

一斉 自分が書きたい続き話の本を選ぼう。

ワークシート(たねシート)の書き方を話し合おう。

(4)

深 め る

本時

(3/7)

○続き話の展開「始め(誰が,ど うした)」・「中(できごと)」・「終 わり(どうなったか)」を考え,

ワークシート(たねシート)に 書く。

◆ 登 場人 物 や 文 章 の 構 成 を きち ん と おさ えさせる。

○続き話の展開を考え,ワークシート(た ねシート)にまとめようとしている。

一斉 個人

4 ○ 前 時 の た ね シ ー ト を も と に 続 き話を書く。

○書いた続き話を友達と読み合 う。

◆続き話の書き方の約束を確認する。

◆児童が十分に書く時間を確保する。

◆ 書 き終 わ っ た 児 童 は , よ く見 直 す よう に助言する。

○ 前 時の た ね シ ー ト を も と に続 き 話 を書 いている。

◆ 書 いた 続 き 話 を ペ ア で 読 み合 い , よい と こ ろ や 感 想 を 伝 え る よ う 声 を か け て いく。

○ 書 いた 続 き 話 を 友 達 と 読 み合 い , よい ところを見付け,伝えることができる。

個人

5 ○ 前 時 に 書 い た 続 き 話 の 清 書 を したり,絵を描いたりする。

◆ 友 達同 士 読 み 合 う こ と を 知ら せ , 文や 絵を丁寧に書かせる。

○ 続 き話 の 清 書 を し た り , 絵を 描 い たり している。

個人

ま と め あ げ る

6・7

○自作の続き話絵本を使って,続 き話会をする。(グループ発表)

◆ 発 表の 約 束 や 方 法 を 知 ら せ, 自 作 の続 き話絵本を読み合わせる。

○ 書 いた 続 き 話 を 友 達 と 読 み合 い , よい ところを見付けて感想を伝えている。

一斉

5 本時の学習(3/7)

(1)ねらい

〈書く〉

・自分の選んだ昔話から想像したことをもとに続き話を書くことができる。

・書いた続き話を友達と読み合い,よいところを見付けて感想を伝え合うことができる。

(2)展開

時配 学習内容と活動 ◆指導・支援 ○評価 資料等 2 1 本時のめあてを確認する。 ◆T1 教師の見本を見せながら前時まで

の学習内容を想起させる。

◆T1,T2(読書活動推進補助教員)も一 緒に学習していくことを伝える。

教師の見本

つづきばなしをかんがえ,たねシートにかこう。

続き話会をしよう。

続き話を考え,ワークシート(たねシート)に書こう。

(5)

(3)板書計画 5

25

5 1

2 たねシートの書き方を確認する。

〈たねシートの書き方〉

・書き出しは,1ます下げる。

・続き話の始めに,文と文を繋げ る言葉を書く。

・始め・中・終わりを書く。

・見直しをする。

3 続 き 話 を 考 え , た ね シ ー ト に 書 く。

4 書いた続き話を友達と読み合う。

5 書いた続き話を紹介する。

6 本時の学習を振り返り,次時の予 告をする。

◆T1「たねシートの書き方」を確認して から書くようにする。

◆T1,T2 書き進められない児童には,

た ね シ ー ト を 見 な が ら 一 緒 に 考 え て あ げ,個別に支援する。

◆T1,T2 書き終わった児童は,「作文病

院 」 を 見 て , よ く 見 直 す よ う に 助 言 す る。

◆T1,T2 見直しまで終えた児童がいた 場 合 に は , 2 つ 目 の 続 き 話 に 進 む よ う に促す。

○ 自 分 の選 ん だ 昔 話 か ら 想 像 した こ と を もとに続き話を書いている。

◆T1,T2 書いた続き話をペアで読み合 い,感想を伝え合うようにさせる。

◆T1,T2 書き終わらない児童は,書い た と こ ろ ま で を 読 み , 続 き が 言 え る 場 合は口頭で話すよう助言する。

○ 書 い た続 き 話 を 友 達 と 読 み 合い , よ い と こ ろ を 見 付 け て 感 想 を 伝 え 合 っ て い る。

◆T1,T2 一通り書き終えた児童の続き 話を紹介し,よいところを称賛する。

◆T1 次時は,書いた続き話を清書した り,絵を描いたりすることを知らせる。

た ね シ ー ト を 拡 大 し た 掲示物

たねシート

実物投影機

お は な し の つ づ き を か こ う

も も た ろ う う

さ ぎ と か め 3

び き の こ ぶ た

つ づ き ば な し を か ん が え

, た ね シ ー ト に か こ う

。 た

ね シ ー ト の 拡 大 も

も た ろ う う

さ ぎ と か め 3

び き の こ ぶ た

テ レ 挿 ビ

絵 最 後 の 一 文 最

後 の 一 文 挿 絵 最 後 の 一 文 挿 絵

Referensi

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