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第5学年2組 道徳学習指導案

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Academic year: 2024

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5年2組- 1 -

第5学年2組 道徳学習指導案

指導者 渡邉 進悟 1 主題名 内容項目 家族の愛を大切に 4-(5)家族愛

(資料名「母とながめた一番星」 出典「みんなのどうとく 学研」)

2 主題設定の理由

(1)価値について

本主題は、学習指導要領の第5学年及び第6学年の内容項目4-(5)家族愛「父 母、祖父母を敬愛し家族の幸せを求めて、進んで役立つことをする。」を受けて設定し ている。

この資料では、かけがえのない生命が主題となるが、その生命は、家族みんなの愛 情に守り育てられてきたものであり、脈々と受け継がれてきたものであると、発展さ せて考えることができる。そこで、母の話の部分で、家族愛をクローズアップさせる のである。協力し合い、分担された自分の役割を果たすのではなく、家族の根本的な もの、本質ともいえる、強い団結や連帯、絆を打ち出したい。仲間はずれという事件 から当たり前のように思っていた家族愛を見つめ直すとともに、それが、問題を解決 していく勇気や希望を生み出す力となっていることをしっかりと押さえたい。親子の 愛情や家族の信頼が、友達関係や社会生活の中にも影響を及ぼしていくのである。毎 日の生活をする上で、何事にも不可欠な、また基盤ともいえるものが愛情なのである。

(2)児童の実態について(男子16名 女子11名 計27名)

実態調査 (調査人数25人)

1 道徳は好きですか。

とても好き 少しすき どちらともいえない あまり好きではない 好きではない 4人 11人 6人 2人 2人

2 道徳で話し合うことは好きですか。

とても好き 少しすき どちらともいえない あまり好きではない 好きではない 5人 9人 4人 4人 3人

3 あなたにとって家族とはどういうものですか。(複数回答)

・楽しいところ ・相談にのってくれる ・協力してくれる ・会話する

・宝物 ・なくてはならないもの ・落ち着けるところ

・支えてくれるところ ・助け合う場所 ・頼りになるもの

(2)

5年2組- 2 -

本学級の児童は、4月に学級編成をして新しいクラスとなって3ヶ月が過ぎた。友達同 士も少しずつわかり合い、友達関係においては親しい間柄となったり、まだまだ疎遠な関 係であったりするが、だんだんと落ち着いてきた。しかしながら、男子は、毎日ちょっか いを出したり出されたりする場面が多く、いざこざが絶えない。また、女子は、グループ 化ができはじめ水面下で悪口を言い合う場面も一部見られる。ただ、学級の雰囲気は、明 るく毎週水曜日のロング昼休みには、みんなで楽しく遊んでいる。

アンケートから道徳の授業については、好きな児童が多く話し合うことも好む児童が多 い。設問3では、ほとんどの児童が家族を大切なものだと感じている。設問 4 では、つら い経験をしたことがある児童は少なく、つらかった時には、友達や家族、先生などに相談 し自分で抱え込んでしまう児童はいなかった。設問5では家族の良いところを実感し生活 できていることがわかった。

(3)資料について

主人公の恵子が、母の語った恵子の誕生の秘話から、生きていることの幸せ、生命 があることのありがたさを感得した話である。家族みんなの希望を背負って誕生した かけがえのない生命を大切にし、強い意志で生き抜くことを考えさせる。

(4)指導観

導入では、自分自身にとって家族とはどういうものか考えさせたい。生まれた時か ら家族の中で過ごし、いろいろな場面で助けてもらっている。当たり前のことでその ことに気づいていない児童もいる。そこで始めに「家族とは」と投げかけ、自分にと ってどんなものなのか改めて考えさせるきっかけとしたい。

始めに資料の前半部分だけ(恵子が家を出て行く場面まで)を読み、友達から意地 悪をされたり、無視されたり、裏切られたりしたらどうなってしまうかということを 考えさせたい。ただ、本学級の児童は、友達関係について悩んだことがない児童が多 4 つらいことがあった時、あなたはどうしましたか。

(つらいことがあったことがある 6人)

・親や家族に話した。 4人 ・友達に話した。 1人 ・先生に話した。 1人

5 家庭や家族の良いところは何ですか。(複数回答)

・休める ・やさしい ・協力できる ・楽しい ・落ち着ける ・笑える ・支えてくれる ・話ができる

(3)

5年2組- 3 -

く、楽観的に考えたり悲観的に考えたりといろいろだと思う。できれば、自分の命を 絶ってしまうような重く受け止めてしまう場合もあることも考えさせたい。

そして資料の後半の部分である母親の話を読ませ、母親の子どもに対する大きな愛 情を知ることにより主人公の恵子がどう気持ちが変わっていくかを捉えさせたい。ま た、自分たちにも同じように家族がいて大きな愛情をもらって育ててもらっているこ とに気づき、家族の愛情を感じてほしいと思う。そして家族とは自分たちにとって命 を救うような大きな役割を持っていることにも気づかせたい。

3 仮説とのかかわり

話し合いの深まる授業づくりを行えば、互いに認め合う心豊かな児童が育つだろう

○資料の工夫について

子ども達にとって身近な問題を取り上げた。また、本文全部を読ませるのではなく、前 半と後半に内容を区切り、主人公がどう行動したのか話の結果を隠して想像させることで 自分なりに考え話し合うことができるだろう。

○話し合いの工夫について

主人公がどう行動するかについては、ワークシートを活用して必ず理由と関連づけて発 表させるようにしすれば、表面的な話し合いにならず、話し合いが深まっていくだろう。

また、全体での話し合いの前にグループで考えを比較し深めるようにすればより自分の意 見がはっきりし、自信を持って発表することができるようになるだろう。さらに、机をコ の字型にしてお互いの表情がわかるようにすれば、話しやすく活発な話し合いになるだろ う。

4 本時の指導

(1)ねらい

生命の尊さを理解し、力強く生きようとする態度を育てるとともに、家族の幸せを願 いつつ、その一員であることを自覚し、より強く連帯しようとする心情を育てる。

(4)

5年2組- 4 - 過程 時配 学習活動(○)主となる発問(◎)

予想される児童の反応

支援及び指導上の留意点 資料 導入

展開 5

28

1、家族とはどんな存在なのか発表す る。

○みんなにとって家族はどんなもので すか。

・大切

・なくてはならないもの

・一緒にいて楽しい

・いろいろな相談にのってくれる。

2、資料「母とながめた一番星」の前 半部分を読み、恵子の気持ちを話し合 う。

○心配そうな母の声を背に家を飛び出 したとき、恵子はどんな気持ちでどう 行動するでしょう。

・友達に話をする。

(理由が知りたいから。)

・学校に行かなくなる。

(いやな思いをしたくない。)

(無視されたりするので学校に行くの が怖い。)

・自殺してしまう。

(もうこんな苦しみや悲しみに耐えら れない。)

3、資料の後半部分の「母の話」を読 み、恵子の気持ちを話し合う。

○母は恵子にどんな話をしましたか。

・体が弱く、なかなか子どもに恵まれ なかった。

・子どもができた時、天にも昇る気持 ちというほど喜んだ。

・家族みんな生むことに反対。

・家族は、みんなにとっ て大切なものであること を確認させる。

・読む範囲は、P33の 6 行目まで。児童には、プ リントとして配布する。

・理由と行動を関係づけ て話をさせる。

・母の声も耳に入らない くらいつらい気持ちであ ることを挿絵や大切な言 葉などを手がかりにして 話し合わせる。

・出来事に対していろい ろ な 受 け 止 め 方 が あ る が、恵子は、重く受け止 めてしまうことに気づか せる。

・読む範囲は、P33の7 行目からP35の4行目ま でとする。

・これまでの出来事から 母親や家族の恵子に対す る た く さ ん の 愛 情 を 知 る。

・むずかしい文章表現は、

説明する。

プ リ ン ト「母と な が め た 一 番 星」

(5)

5年2組- 5 - 終末 5

・あきらめきれず、いっそ一緒に死に たいとも考えた。

・自分の命はどうでもいいから、恵子 だけはどうしても産みたいと思った。

・入退院の繰り返し、やっとの思いで 産んだ。

・家族みんなの大切な希望。

◎母の話を聞いて恵子は、どんなこと をお母さんに話したでしょう。

・お母さんは、命がけで私を産んでく れたのに、私はばかなことを考えてい た。自分が恥ずかしい。

・お母さんごめんね。今、私がいるの は、お母さんのおかげだ。

・私の命は、私だけのものではないん だ。私は、家族みんなに祝福されて生 まれてきたんだ。ありがたい。

4、どんなときに母親や家族から大切 にされていると感じますか。

・病気やけがをした時

・誕生日 など

○家族からの手紙を読む。

・考えを整理させるため ワークシートに記入させ る。

・全体で発表する前にグ ループでお互いに意見を 出し、話し合わせる。

・家族からの手紙を読み 家族愛を知る。(心配した こと、うれしかったこと など)

ワ ー ク シート

家 族 か ら の 手 紙

(6)

5年2組- 6 -

(3)板書計画

5、他の教育活動との関連

学校生活の中でいろいろな挫折や苦労などを経験することがある。そんな時に家族の愛 情を振り返ることによって、前向きにがんばろうとする気持ちを持って行動できるように する。

母 と な が めた 一 番 星

○ 家 族 と は、

○ 無 視 さ れた

・ 話 を 聞く

・ 学 校 に行 き た くな い

・ 自 殺 する

○ 母 の 話

・体 が 弱 く

、な かな か こ ども に め ぐま れ な い。

・ 子 供 がで き た が産 む の は危 険

・ 入 退 院を 繰 り 返し

、 や っと の 思 いで 産 む

・ 家 族 みん な の 希望

↓ 母 や 家族 の た くさ ん の

愛情 P32の絵

P34の絵

母 へ の 返 事

Referensi

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2 展開 過程 (主な発問と予想される子どもの反応)学習活動 指導上の留意点 ◎評価 備考 導 入 5分 1 価値に関する質問をして、今日のめあてにつな ぐ。 〇本時のねらいとする道徳的 価値への方向付けを図る。 タブレット 電子黒板 展開 2 5分 2 教材「がむしゃらに」について話し合う。 ・いつやめよう。どこへ逃げよう。 ・けいこはいやだ。

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2年-11- 8 本時の指導(1 1 /1 2 ) 指導者 1組 中村 義治 (1)目標 ○自分が選んだ本のおすすめの文を考え,グループ内で本の紹介をすることができる。 (読むこと(1)ウ) (2)展開 時配 学習活動 発問・指示 ◎主発問 教師のかかわり ○評評価基準(方法)○指支援,指導 資料 5 15 20 1 本時のめあてをつかむ。

第2学年○組 国語科学習指導案 指導者 I・M 【教材名】さけが大きくなるまで ~ じゅんじょやようすをかんがえよう ~ 指導要領との関連 教材のめあて 教材を通して目指す児童像 「さけが大きくなるまで」は,さけが数多くの苦難に遭遇しながら成魚となり自分の生まれた 元の川へ産卵のために帰る成長過程を児童に分かりやすいように順序を追って書かれている。