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第6学年1組 道徳学習指導案 - 白井市教育委員会

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(1)

6年1組―①

第6学年1組 道徳学習指導案

1 主題名 くじけない心 希望、勇気、不撓不屈 【1-(2)】

( 資料名「おばあちゃんは中学生」 出典「道徳教育映像教材」千葉県教育委員会)

2 主題設定の理由

(1)ねらいとする価値について

本内容項目は、学習指導要領解説(道徳編)では、次のように位置づけられている。

人間は、誰もが「こうありたい」という夢や目標を抱いて生きている。『目標なくして達成無し』と いう言葉があるように、自ら立てた目標を実現させることは、自分を成長させる上で重要なことで あり、人はより高い目標に向かう努力によって自己を形成していく。しかし、その過程には、多かれ 少なかれ苦労や困難があり、時には挫折することもある。これらの困難を乗り越えるためには、常に 前向きな姿勢で目標に向かって粘り強く努力し続ける強い意志が必要となる。

高学年は、自我の確立を求める時期とも言われ、集団の中で自分の役割や責任を少しずつ自覚 し始め、自分が目標とすることを見つけられるようになってくる。しかし、一方では、困難なことに 出会うとすぐに面倒くさがったり、自信をなくしてあきらめてしまったりする傾向も見え始める時期 でもある。

このような時期にこそ、夢や希望をもち、時には悩んだり挫折したりしながらも、努力の結果に 価値があるのではなく、努力そのものに価値がある」「努力の原動力は自己目標である」ことに 気づかせることが、豊かな人間性を育て、生きる力となると考え、本主題を設定した。

(2)児童の実態について(男子14名 女子15名 計29名)

<実態調査>

1 道徳の時間は好きですか。 はい いいえ

20 9

【その理由は】

○本を読むのが好き7 ・いろんな考え方がわかる6 ・普段考えないことを考える

・将来役立つ ・仲良くなれる ・思いやれる ・人生について話せる

▲つまらない3 深すぎてわからない 読むのが嫌い アンケート多い 難しい

(2)より高い目標を立て、希望と勇気をもってくじけないで努力する。

この段階は、児童がそれぞれに高い理想を追い求める時期だと言われる。ある人物の生き方にあこ がれたり、自分の夢や希望がふくらんだりする。同時に、自信がもてなかったり、夢と現実との違い を意識したりする時期でもある。このような時期であるからこそ、様々な生き方への関心を高めると ともに、計画的に努力目標を立て、くじけずに希望と勇気をもって取り組み、その理想に向かって着 実に前進していこうとする強い意識と実行力を育てる必要がある。

(2)

6年1組―② 2 あなたは勉強することが好きですか。 好き

どちらかというと好き どちらかというと嫌い 嫌い

3 11 9 6

【その理由は】

○わからないことがわかるようになるとうれしい5 楽しい3 終わるとすっきり3 生活でも大切だから2 グループで交流できる1 人と仲良くなれる1

▲むずかしい5 覚えるのが大変5 書くのが嫌だ2 わからないことが多い2

めんどうくさい1 座っているのがいやだ1 テストが悪いと怒られる1 3 どうして勉強しているのですか

将来困ったときに役立つと思う16 社会や生活に活用する9 必要だから3 よい学校に行くため2 よい職業に就くため2 自分のため1

4 今まで自分が悲しい・つらいなどと感じたときはどんなときですか。

・変なあだ名などでからかわれたとき5 ・がんばったのにおこられたとき4

・自分のせいでし合いに負けたとき2 ・大切な物をなくしてしまったとき2

・けんかしたとき2 ・ねむれないとき ・ペットが死んでしまったとき

・人が亡くなるニュースを見たとき ・一人で帰るとき ・課題が多いとき

・みんなと同じことができないとき ・ぱしりにされたとき ・友達が転校 など 5 自分の考えを発表することができますか。 はい

いいえ

15 14

【その理由は】

○意見を言うのが嫌いではない2 答えがわかれば発表できる2 自信がある1 間違えたとしても勉強だから1 採用されるとうれしい1

▲はずかしい6 説明するのが難しい4 滑舌が悪い1 わかってくれない1 緊張する1 やりたくない1

6 あこがれや目標の人がいますか。 いる いない

14 15

【対象は】スポーツ選手5 芸能関係4 友達3 親2 役者・カウンセラー・先生各1 7 将来、自分のやりたいことがありますか。 はい

いいえ

21 8 8 今まで努力をしたり、こつこつと何かをして、一つのことをやり遂げたり成し遂げた

経験がありますか。

・自学自習などで復習してテストの点がとれるようになった。6

・少しずつお金をためて、高い物を買うことができた。5

・習い事でやっていることができるようになった。(ピアノ・サッカー・そろばん)5

・水の恐さを克服して泳げるようになった。3 ・嫌いな物を食べられるように

・絵を何回も描き直して、作品展に出展 ・キーボードの早撃ちができるように。

・パズル1000ピース ・吹奏楽部の演奏

(3)

6年1組―③

9 努力をしたり、目標に向かって練習を積んだりしてきたが、挫折したことはあるか。

・習い事の大会や試合などで成果が出せなかった6

・復習をさぼってしまったときがある2 ・泳げるようにならなかった。

・ダイエットが3日で終わった。 ・二重跳びや逆上がりなどの体育関係

・マンガを描いていたが終わりまで行かなかった。 ・陸上の選手になれなかった。

本学級の児童は、学級の約束事を守り、毎日元気よく生活している。男女の仲も比較的良好で、

学習の時間の発言も多種多様でグループ学習や調べ学習を好む児童が多い。道徳の時間には何を 学んでいるのかという質問に関しては、圧倒的に「人や友達について考える」と答える児童が多い。

「自分自身について考える」と答える児童は意外に少ない。道徳の時間を約7割の児童が好んでいる。

副読本の話が好きだったり、いろんな考えに触れたりすることが理由として挙げられる。考えること に対して苦手意識を持ったり、読むこと自体を嫌ったりする児童も若干名いる。

勉強する理由としては、「将来困ったときに役立つ」という漠然とした理由が多かったが、何に 役立つのかということは実感していない。勉強することは好きかという質問には、「わからないことが わかるようになるとうれしい」「わかったり終わったりしたときにすっきりする」という前向きな意見 が見られたが、「内容が難しい」「覚えるのが大変」「文章を書くのが嫌だ」などという理由も挙げられ、

好みは半々に分かれている。

自分の考えを発表することができるかという質問も意見が半分に分かれた。できない児童は、

「はずかしい」「考えを説明するのが難しい」「わかってくれない」「きんちょうする」など様々な理由 を挙げていた。

今現在、将来自分のやりたいことがある児童は7割を超え、あこがれや目標の人がいると答えた 児童も7割近くいる。実際に将来に向かって努力を続けている児童も数名いる。今まで努力を重ねた ことでできたことや、達成した経験もあり、努力することについて話し合う際には具体的な話が できるのではないか。また、途中で挫折した経験にも触れさせたい。これから、自分の道について 考えて行く児童たちにとって、この資料を使ってねらいにせまっていくことは適切であると考える。

(3)資料について

本資料では、夜間中学校に通うおばあちゃんが登場する。彼女は子ども時代に貧困のために、勉強 したくても学校で勉強することができなかった。そのせいで、大人になっても不自由する出来事に ぶつかったり、自分に自信がもてなかったりすることがある。そのために学校で勉強したい、自信の ない自分を克服したいという思いで学びを続ける。

そんな祖母とともに暮らす真奈は、小学校6年生。勉強なんて面倒くさいだけ、勉強は嫌いと 思っている。しかし、夜間中学校を覗いたことをきっかけに祖母の勉強の姿に大きな驚きを感じ、

弁論大会では祖母の堂々としたスピーチを聞く。この出来事を通して、真奈は祖母の生き方の すばらしさがわかり、自分の勉強への取り組みや日々の生き方を考えることになる。

児童が真奈に共感し、真奈を通しておばあちゃんの勉強の情熱を知ることで、児童が自分の学びの 姿勢を振り返ったり、将来についても考えたりできるのではないかと考える。

(4)

6年1組―④

(4)指導観

授業の始めには、座席の形はコの字型にし、温かい雰囲気作りを心がけたい。「なぜ勉強するのか」

を投げかけ、DVD資料への興味を高める。

真奈のおばあちゃんに対する思いを考えさせ、同じような思いを抱いている自分を頭の片隅に 置かせながら、十分に意見を引き出すようにしたい。「自分だけ」が思っていることではなく、

周りの友達も同じように思っていたり、違う見方や意見を持っている友達にも触れさせるように したい。

おばあちゃんの失敗や悔しい思いをした事例を取り上げ、おばあちゃんの気持ちにも触れさせる。

どうしておばあちゃんが改めて勉強しているのか考えさせることにより、自分の目標に向かって 努力を続けることに視点を移せるようにする。最後に、自分があきらめずに努力した経験を想起 させたり、逆に諦めてしまったことから後悔していることについて話し合ったりして、苦しいとき、

悲しいときなどにくじけないで努力を重ねるためには何が大切か考えさせる。

<つけたい力>

○自分の考えを書いたり話したりして、伝えようとする力。

3 仮説との関連

○机の形態をコの字型に

いつもは前面の黒板を向いて授業を受けている児童だが、コの字型に机を配列することにより、

温かい雰囲気で授業に臨めるようにし、活発な意見交換を目指す。日常とは違う形ではあるが、

給食時には机を円形にして食べるなど交流を目的とした机の配置換えは行っているので、違和感なく 授業に参加できるのではないかと考える。

○グループでの話し合いを中心に

「今までに努力をしたり、こつこつと何かをして、一つのことをやり遂げたり成し遂げた経験があり ますか。」を考えさせる場面では、グループで話し合いを行うことにより、自分の考えを筋道立てる 時間として自信を持たせ、全体の話し合いに広げるようにする。また、口頭のみでは話し合いが 行いにくい場合は、ホワイトボードにキーワードなどを書きながら話し合うようにする。

4 本時の指導

(1)ねらい

歳をとっても勉強を続ける祖母の姿を見つめる真奈の心情を考え、自分でやろうと決めたことは 粘り強くやりとげ、より高い目標を立て、希望と勇気を持ってくじけないで努力しようとする 気持ちを育む。

一人一人の感じ方や考え方を表現する機会を充実させれば、自分を見つめ、自分の考えを表し、自 分のよさを伸ばそうとする児童が育つであろう。

(5)

6年1組―⑤

(2)展開

過程 時配 学習活動と主たる発問・

予想される児童生徒の反応 支援の手立てと留意点 資料

導 入

15 1 毎日、学校や塾で勉強しています。なぜ勉強してい るのだと思いますか。 ※DVDを視聴する。

・人として大切なことだから。

・将来困らないため。

・いい高校や職場に入るため。

・座席をコの字型にして、温かい雰囲気で 話し合いができるようにする。

・○予備知識として夜間中学校について触 れ、DVDの内容への導入とする。

DVD

15 2 真奈(おばあちゃん)の気持ちを考える。

○「和菓子屋で働いた後、いつものように夜間中学校に 向かう祖母を、真奈はどう思っているのでしょうか。」

・無理しない方がいいのに。

・なんでそんなに勉強したいのか。

・勉強嫌いの自分とちがう。

・私にはよくわからない。

・大人になってまで勉強しなくてもいいんじゃないか。

○「おばあちゃんが漢字が書けなくて苦労したことを知 った真奈はどんな気持ちになったでしょうか。」

・嫌な思いをしているんだ。かわいそうだなあ。

・だから勉強したいのか。

・そこまでしなくても大丈夫なんじゃないか。

・おばあちゃんは偉いけど、私には無理だな。

◎「弁論大会で祖母の話を聞いた真奈は、どんなことを 考えたでしょうか。」

・おばあちゃんはあきらめずすごい。

・何度も考えられたスピーチなんだな。

・勉強できることは幸せなんだ。

・おばあちゃんを見習って、負けないくらい頑張りたい。

・おばあちゃんが昼は和菓子屋で仕事をし、

夜は学校に行き勉強していることを確認 する。

・勉強に意欲的でない真奈の気持ちを抑え る。

・真奈が、高齢になっても向学心をもち、

勉強している祖母を尊敬しつつも、なぜ そんなに勉強にこだわるのか理解できな いことや、自分は勉強に魅力を感じてい ない気持ちを想像させる。

・祖母の話を通して、なぜ祖母が勉強する のかを理解し始めた真奈の気持ちを想像 する。

・領収書の宛名が書けなかった祖母の無念 の気持ちを考えることで、勉強に対する 熱意の大きさをくみ取らせる。

・努力をして夢を達成した祖母を誇らしく 思い、自分も負けない生き方をしようと 意欲を抱き始めた真奈の気持ちに十分共 感させる。

・努力は裏切らないことや目標を達成する ためには何よりやる気が大切であるとい うことを真奈の気持ちを考えさせる中で 気づかせていく。

真 奈 の 顔 写真

お ば あ ち ゃ ん の 失 敗 し た と きの写真

真 奈 の 笑 顔の写真

10 3 自分たちの生活について振り返り、努力をしたこと について話し合う。

○「今までに努力をしたり、こつこつと何かをして、一 つのことをやり遂げたり成し遂げた経験があります か。」

・勉強ができるようになった

・コの字型から机の配置をグループに換え て、少人数で話し合えるようにし、自分 の考えに自信が持てるようにする。

・なかなか意見や考えが出てこないときに は、事前アンケートのことに触れ、口火

ホ ワ イ ト ボード

(6)

6年1組―⑥

・欲しい物を買うことができた

・習い事の内容ができるようになった。

が切れるようにする。

終 末

5 4 担任の定時制高校での体験を聞く。 ・夜間高校で働いているときに出会った努 力を続ける人たちについて担任から体験 談を聞くことで、より現実味をもって考 えられるようにする。

(3)板書計画

5 他の教育活動との関連

こつこつと努力を積み重ねている自学自習を継続させていく中で、総合的な学習の時間でも自分の 将来について触れ、目標とする自分に向かっている児童を取り上げ、紹介するようにする。今の自分 を乗り越えようとしている友達を認め、励まし合える環境作りを行っていく。

お ば あ ち ゃ ん は

、 中 学 生

○ な ぜ勉 強 し てい る の か

○ 夜 間中 学 校 とは

・ 面 倒 くさ い

・ な ん で勉 強 な んか し た いの

・ 無 理 しな く て いい の に

・ 何 が 楽し い ん だろ う

・ 嫌 な 思い を し てい た ん だな

・ 苦 労 して い た のか

・ 学 校 で勉 強 し ない と 困 るん だ

・ 歳 を とっ て ま で勉 強 し なく て も い いの に

・ お ば あち ゃ ん は頑 張 っ た

・ 勉 強 する っ て 大切

・ 勉 強 は自 分 の ため に な る

・ 苦 手 なこ と か らも 逃 げ ちゃ い け な い

Referensi

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