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第3学年3組 道徳学習指導案

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Academic year: 2024

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(1)

第3学年3組 道徳学習指導案 1 主題名 内容項目名 自分をふり返って(内容項目番号 1-(4))

(資料名 「あらそい」 (出典「みんなのどうとく」(学研))

2 主題設定の理由

(1) 価値について

主題は,学習指導要領の第3学年及び第4学年の内容項目 1-(4)「主として自分自身に関するこ と」の(4)「過ちは素直に認め,正直に明るい心で元気よく生活する。」を受けて設定している。

普段生活する中で,つい自分の思いを優先させてしまったり,感情的になってしまったりして問題に発 展することは,この時期の児童にとって珍しくない。過ちに気づいたら素直に反省し正直に伝えるなど,

改めることについて考えることが,正直であるからこそ明るい生活ができるという理解につながってい く。

本学年児童は第1学年及び第2学年では,自分の過ちをごまかさず,素直に認める正直な心がはぐくま れてきた。また,第5学年及び第6学年では,自身のもつ誠実さを内に満たすだけでなく,外に向けて 発揮されることを目指していく。今後,誠実に過ごすことで周りの人との信頼関係を築き,人間関係や 自己の向上につなげていける心の成長を期待する。

本時の価値観を通して,学級会などで行われている自分や友達の行動をふり返ったり,よさを見つけ たりする活動に活かされ,明るく前向きな学級に向かっていくことを目指し,本主題を設定した。

(2) 児童の実態について (女子14名 男子16名)計30名

1 あなたはふだん,友だちとけんかをしてしまうことがありますか。

よくする…3名 たまにする…9名 あまりしない…15名 全くしない…3名

2 どんな時,けんかになってしまいますか。

・勝負で負けた時 ・悪口や嫌なことを言われる ・物の取り合い ・暴力をふるわれる

・その他(約束をやぶる・うそをつく・ゆずらない)

3 けんかになってしまった時,自分から仲直りしようとしますか。

はい…22名 いいえ…8名

4 3で「はい」と答えた人は,自分から仲直りしようとするのはなぜですか。

・いつまでも続くから ・自分も悪かったから ・友達がいなくなる

・大げんかになるから ・遊べなくなるから ・すっきりさせたいから

5 3で「いいえ」と答えた人は,自分から仲直りしようとしないのはなぜですか。

・時間がたつと,お互い忘れてしまうから ・相手にも謝ってほしい

6 今までで,こうかいしたできごとはありますか。

・勉強や習い事のテストで悪い結果 ・発表しなかった時 ・ゲームをやりすぎた ・けんかしなければよかった ・友達を悲しませる ・ケガをした

(2)

本学級の児童は友達の考えを聞いたり,自分の意見を自由に発言したりできる道徳の授業が好きだと 感じている児童が多い。授業中は友達の意見に耳を傾け,自分なりの考えを積極的に発表する姿が見ら れる。児童達は普段,友達と生活をする中でつい自分本位な行動をとってしまい,トラブルに発展する 場面がよく見られる。その際,なかなか自身の行動を省みることが難しく,和解への障害となっている のが現状である。「あなたはふだん,けんかをしますか」という質問に,「よくする,たまにする」と答 えた児童は3割ほどであった。また,「仲直りしようとするか」という質問では,8割近くの児童が「す る」と答えた。このことから,客観的に見えている現状と,児童自身の人間関係に対する意識に差が生 じているように感じる。児童にとってほんの些細な出来事でも,より良い人間関係を築いていくために は自分の行動をふり返り,過ちがあれば改めることの大切さについて触れていく活動が求められている と考える。

(3) 資料について

エンリーコは作文の時間,隣の席のコレッティ君のひじが当たりインクをこぼしてしまう。「わざと したんじゃないよ。」と笑って言うコレッティ君が気にくわず,エンリーコは仕返しをする。2人はけ んかになり,「帰りに待っているぞ。」とコレッティ君は言った。エンリーコは「待っているとも。」と 負けずに言ったが,わざとやってしまった自分の行いを後悔していた。学校の帰り,自分のもとにやっ てきたコレッティ君は,「今までどおりなかよくしよう。」と言ってくれた。仲直りできたが,エンリー コの心の中には自分から謝れなかった後悔が,いつまでも残ってしまった。

本学級では,友達とけんかになってしまった時,なかなかお互いの主張を譲ることができず,さらに 大きなトラブルに発展してしまうことがよくある。仲裁に入り,行動を省みることで自分の過ちを認め ることができるのだが,自ら解決に向けて行動に移そうとするまでには至らない。

資料の中で,エンリーコが自分の過ちに気づき後悔する姿は,児童らの日常にも重なる部分がある。

自分自身の立場に置き換え,過ちを犯してしまった時はどのように行動したらよいのかを考えるきっか けとしていきたい。そして今後,児童が明るく前向きに学校生活を送っていくことを目指したい。

(4)指導観

一人一人が主体的に主題に迫っていくためには,自分の考えをしっかりともつことが重要であると 考える。そのため,自分の考えや立場を明確に表現できる活動を工夫していきたい。ワークシート内 の登場人物に吹き出しをつけることで,どのようなことを思い葛藤していくのかを自分なりに考えさ せていきたい。また,自分自身に置き換えた時,どのような判断をするのかを考え,紅白帽子の赤白 を使って自身の立場を明確にしていく。そうすることにより,より自分自身の価値観に迫った考えを もつことができると考える。その際,どちらの意見も間違いではないことを伝え,自由な意見交換が できる雰囲気をつくっていく。自分自身や学校生活をより良くしていくためには,何が大切であるか という考えを深め,今後の学級づくりに活かしていけるよう支援していきたい。

3 仮説との関連

仮説1 資料を有効に活用し,取り入れる工夫

場面ごとの挿絵や内容を短冊にしたものを掲示し,登場人物の行動をよりイメージできるようにする。

そうすることで,より登場人物の立場に立って自分の考えをもつことができると考える。

仮説2 話し合いに主体的に参加できる工夫

(3)

本時での話し合いをより深めていくために,座席配置を工夫していく。全体が中央を向く形に座席を 並べることで,相手の反応が確認しやすくなり,より活発な意見交換ができると考える。

また,帽子の色によって自分の立場を明確にさせることにより,自分の考えをしっかりともたせてい く。それぞれがしっかりと主張をもつことで,話し合いの主体的な参加につなげていく。

仮説3 自分の思いを明確にするための,書く活動の工夫

ねらいにせまる発問では,登場人物に吹き出しがついたワークシートを使用することで,登場人物の 思いを想像する助けとしていく。そして,想像していく中で自分自身と重ね合わせて考えさせていく。

そのために,書く時間を十分に確保していく。

4 本時の指導

(1)ねらい

自分の行動を振りかえってよく反省し,過ちは素直に改めようとする気持ちをもつ。

(2)展開

過程 時配 学習活動(○) 主たる発問(◎)

予想される児童の反応 支援及び指導上の留意点 資料

導 入

10

15

1 自分があやまらなければいけなか った時の経験をふり返り,話し合う。

・わがままを言ってしまった。

・約束を破った。

・いじわるをした。

2 資料「あらそい」を読み,あらすじ をつかむ。

3 主人公の行動と気持ちについて話 し合う。

○ ぼくがノートを汚してしまった時,

どう思ったか。

・腹が立った

・悲しい

・気をつけてよ

○ 仕返しをした後,ぼくはどんなこと を思ったか。

・これでおあいこだ

・やりすぎたかな

・やらなきゃよかった

・普段の生活場面をふり返らせ,ねらい の方向付けをする。

・場面絵や,発問に関わる文を短冊で掲 示し,子どもの思考の助けとする。

・一人一人の考えを認め,自分なりの考 えがもてるようにする。

・場面絵に注目し,よりその場の状況や 登場人物の感情を具体的にイメージ させる。

・謝りたい気持ちと素直になれない気持 ちの2つの思いがあることに気づか せる。

場面絵 短冊

展 開

(4)

10

・謝ろうかな

◎ ぼくはなぜ,後悔が残ってしまっ たのか。

・わざとやったぼくの方が悪かった

・すぐにあやまればよかった

・自分勝手だった

4 自分の立場に置き換えて,どのよう に行動するのかを考え,話し合う。

○ 自分が主人公の立場に立った時,自 分の過ちを認めることができるか。

5 教師の説話を聞く。

・ワークシートの吹き出しに書き込むこ とで,より近い立場で考えさせる。

・紅白帽子を使い,自分の立場を明確に もたせる。

・考えが変わった際は,いつでも立場を 変えてよいことを伝える。

・本時のねらいに関連した体験を話し,

それぞれの日常に活せるようにする。

ワークシ ート

終末

(3)板書計画

4 他の教育活動との関連

本学級では普段,学級会や帰りの会で自分の生活態度をふり返る時間がある。本時の学習により,ふり返りを する目的を再度確認し,その後の生活を日々改善していこうとする姿勢をさらにもたせていきたい。

す な お で明 る い 心を も と う

あ らそ い 登

場 人 物

・ エ ン リー コ

( ぼく

・ コ レ ッテ ィ

作 文 の 時間 だ っ た。

「ぼ く

, わざ と し たん じ ゃ ない よ

。」 と

, わ らっ て 言 った

(よ し

, 仕返 し を して や る ぞ。

「お い

, 帰り に 待 って い る ぞ。

「待 っ て いる と も

。」

「 待ち な よ

。エ ン リ ーコ 君

。 も う け ん かよ そ う

。」

( ぼ く の ほう が

)悪 かっ た ん だか ら

, さ き に あ やま れ ば よか っ た

。」

場面絵①

場面絵④ 場面絵③ 場面絵② 23

(5)

道徳アンケート

組 番 名前( )

1 あなたはふだん,友だちとけんかをしてしまうことがありますか。

よくする たまにする あまりしない 全くしない 2 どんな時,けんかになってしまいますか。

3 けんかになってしまった時,自分から仲直りしようとしますか。

はい いいえ

4 3で「はい」と答えた人は,自分から仲直りしようとするのはなぜですか。

5 3で「いいえ」と答えた人は,自分から仲直りしようとしないのはなぜですか。

6 今までで,こうかいしたできごとはありますか。

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