山梨学院大学 国際交流センター
Vol31. 2021.4国際交流センターでは「Diversity&Inclusion(多様性と一体化)」のビジョンのもと、
様々な取り組みを進めています。その取り組みの一環として、連携して学生交流プログラム を実施していく協定校を様々な国や地域に拡充することを目標として掲げています。現在、
世界12の国・地域の46の大学と学術協定を結んでいます。2021年3月から4月にかけ て、新たに3つの大学と協定を結びましたので、ご紹介いたします。
・地域:アジア/インドネシア
・学部構成:18学部
・在籍学生数:約55,500人
・特徴:インドネシア国内有数の国立総合大学です。
首都から離れた静かな都市マランに位置しており、学生に とっては、集中して学べる環境が整っていると言えます。
日本語学部があり、日本語を総合的に勉強することができる、
インドネシアでも珍しい大学であるため、
「インドネシア1の親日大学」とも言われています。
・地域:アジア/インドネシア
・学科構成:41学科
・在籍学生数:約29,000人
・日本語学科の学生数:228名(2020年度)
・特徴:南スラウェシ州のマカッサルにある、1981年に設立された私立大学で、
2013 年にはインドネシア高等教育担当の部局から「A」評価の認定を受けています。
インドネシア国内大学 総合ランキング:6位
The 200 best campuses in Asia in 2020
・地域:アジア/台湾
・学部構成:10学部
・在籍学生数:約10,000人
・特徴:スポーツ(特にラグビーと陸上競技)に力を入れている
〈ラグビー〉 台湾・全国大会 (3年連続優勝)
アジアン大学インビテーショナル・トーナメント(7年連続優勝)
また、イギリスで毎年開催されているワールド・ビア・アワード(WBA)において、
長栄大学と五洋酒造が共同開発した黒糖ビール「ディル」が最高賞を受賞
(世界ナンバーワンの名誉)。
2019年QS世界大学 ランキングで四つ星
国際交流センターでは、毎年、海外協定校から数十名の 短期留学生を受け入れています。今年からそれぞれの協定 校に日本語と英語の2ヵ国語で、年に2回(春、秋)広報 誌を送付することにしました。記念すべき第1号(2021年 4月号)は、短期留学生レポート、YGUキャンパス紹介、
在籍生のインタビュー、学内の国際交流イベント、山梨県の
魅力について、掲載しました。
国際交流センター ニュースレター
山梨学院大学 国際交流センター 発行:2021年4月
4月16日、駐日ヨルダン大使をお招きし、ヨルダンのシリア難民についての映画
「Tiny Souls」の上映会と写真展、及び大使とのフリートークを開催しました。
人々が故郷や家族との絆を失ったとき、それは何を意味するのか?彼らがその後、思 い出とともに生き続けるとき、それは何を意味するのか?「家を持っている人には、ホームレスの気持ちはわ からない。」…映画鑑賞後、多くの方が自問自答したことでしょう。
皆さんの心に最も強く残っているであろう大使のお言葉「今日ここで見たこと感じたことを周りの人に伝える こと、周りの人と話し合うこと…今日を機に、若い皆さんに何ができるのか、一人ひとりに考えてもらいたい です。」…このお言葉が全てを物語っているような気がしました。
※ヨルダンは、1954年に日本と国交を樹立。日本とは、技術的・経済的援助など様々な支援を通して 極めて良好な関係を築いています。人口1,000万人のうち、約34%、およそ350万人が難民です。
国際交流センターでは、「全学的国際化」に向け、国際感覚やグローバルな視野 の醸成、国際化適応力の育成を目的に、2019年度から各国大使による講演会 や国際交流イベントを積極的に開催しています。
リーナ・アンナープ 駐日ヨルダン大使
4月14日には、海外や異文化について「知る!」「感じる!」「考える!」をテーマにした「『世界 の扉』シリーズ①」を開催しました。
第一弾の講師を務めてくださったのは、これまでに約90ヵ国を旅した旅行作家の吉田友和氏。
「一番に出会う旅」と題し、「一番美味しい国」「一番高い国」「一番真面目な国」など、テーマ ごとにこれまで訪れた国の魅力や面白さを解説してくださいました。
ぜひ皆さんもこれから様々な国を訪れ、自分なりの「一番」を探して みてください。
一番美味しい国: タイ 一番高い国: スイス 一番真面目な国: ドイツ 一番猫好きな国: トルコ 一番幸せな国: ブータン 一番買った国: モロッコ 一番バイクな国: ベトナム 第2弾は6月9日(水)15:00~
「車椅子で世界一周」
~世界共通のバリアフリーとは?~
「英語は得意ではありませんが、語学力とコミュニケーション力は別だと思います。単語や文法を知らなくても、
コミュニケーションを取ろうとする気持ちがあれば、意外と通じると思います。相手の懐に入り込んで相手と話を して、お互いを理解しようとすると、通じる部分があります。」(吉田氏)