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第1学年4組 国語科学習指導案

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Academic year: 2024

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第1学年4組 国語科学習指導案

指導者 七次台小 1 単元名 おはなしをつくろう

題材名 「天にのぼったおけやさん」「おはなしのつづきをかこう」

2 単元について

(1) 単元観

本単元は,学習指導要領「B 書くこと」の指導事項ア「経験したことや想像したことなどから書く ことを決め,書こうとする題材に必要な事柄をあつめること」,指導事項エ「文章を読み返す習慣を つけるとともに,まちがいなどに気付き,ただすこと」,指導事項オ「書いたものを読み合い,よい ところを見付けて感想を伝え合うこと」を受けて設定した。

児童はこれまで「おおきなかぶ」や「けんかした山」で場面を想像して読み,登場人物の気持ち を考える学習をしている。文の長短はあるが,一人一人が吹き出しに文を書くことができた。題材 文「天にのぼったおけやさん」は,昔から語り継がれてきたお話を,作者が書き直したものである。

昔から語り継がれてきたということは,人々にずっと親しまれ,語る人によって語り口なども変遷 しながら洗練されてきたものである。「おけやさん」が「たが」にはじきとばされて「かさや」に行 き,今度は「つむじかぜ」に吹き上げられて「天」まで昇って「かみなりさん」に出会い,最後に は雲の切れ間から落ちて寺の木にひっかかるという,展開のはっきりとした構成で,1年生の児童 にも内容がとらえやすいと考える。

(2)児童の実態 調査日 10月 30日 (男子 15名,女子 13名)

事前に実態調査を行った。結果は以下の通りである。

1 国語科の関心意欲に関する実態 はい どちらかと言 えば はい

どちらかと言 えば いいえ

いいえ 1 国語の学習は好きですか。 17 9 2 0

2 国語の学習で得意なことは何です か。(複数回答)

音読 15

作文 9

発表 5

その他 漢字6

? 2 3 国語の学習で苦手なことは何です

か。(複数回答)

音読 4

作文 16

発表 8

なし 2 2 読書に関する実態

4 学校の図書室によく行きますか。 12 10 6 0 5 白井市の図書館によく行きますか。 10 3 11 4 6 昔話をよく読みますか。 11 6 8 3

(2)

7 どんな昔話を知っていますか。

(複数回答)

ももたろう(24)おむすびころりん(3) うらしまたろう(12) きんたろう(3) おおかみと七ひきのこやぎ(1)

むかでのつかい(1) たぬきとひこいち(1) さるかに(3) あかずきん(2) てぶくろ(1) かぐやひめ(7)

したきりすずめ(3) おむすぶころりん(1) やまんば(1) ひこいちばなし(2) こぶとりじいさん(5)

やまたのおろち(3) かちかちやま(1) そんごくう(2) おおきなかぶ(3) ないたあかおに(3)

三びきのこぶた(3) さるじぞう(1)

いそっぷ(1) きんのがちょう(1) いっすんぼうし(1) ちか らやま(1) ブレーメンのおんがくたい(1)

つるのおんがえし(2) はなさかじい(4) 3 単元に関する実態 ◎ 〇 △ 8 意味による語句のまとまりに気が

ついて音読できる。

22 2 4

9 自分の好きな本を選んだり,好きな

場面を話したりすることができる。

23 4 1

本学級児童28人中24人は,語句のまとまりを考えて音読できる。4人はまだ拾い読みの段階 で,語句の意味をとらえて読むことが難しい。書いてある文章を読んで,内容を正しくとらえるこ とを苦手としている。

また,物語に関する関心が高い児童が多く,読み聞かせボランティアの方や教師が読み聞かせを すると静かに集中して聞く姿が見られる。途中に「わぁ」「えっ」「すげぇ」といった様々なつぶや きも聞かれる。終わると,「その本貸してください」と言って来る児童も多い。また,教師が選書し ていると「この本がいい。」と読み聞かせの本をリクエストする児童もいる。図書室の利用も多く,

週1回の図書室割り当ての時間を楽しみにしている。また,図書室割り当ての時間の終わりがけに 自分のおすすめの本の紹介する活動を後期から行っている。読書をしながら自分の好きな本のお気 に入りの場面を決め,その場面を読んで発表することを喜んでいて,自分の発表の番が来るのを楽 しみにする児童が多い。

また「どんな昔話を知っているか」という項目で,何も書けない児童は1人でそのほかの27人 は1つ以上書くことができていた。一番多くの物語をあげた児童は,16作品だった。好きな本を 選ぶことは28人全員できるが,好きな場面を友達に紹介できない児童も数名いる。

(3)

(2) 指導観 仮説1

本単元では,「天にのぼったおけやさん」を読んだり想像したりすることで物語の世界にひたり,

もしも天でかみなりさん以外に誰かと出会ったとしたら・・・と想像させ,お話作りをさせたい。1年 生に何もないところからいきなり創作活動を始めさせるのは,活動として無理が生じる。よって,

本教材では以下のような言語活動の手立てを工夫した。

1.教師による見本文を作成(4種類程度)する。

2.ワークシートの工夫をする。その際,場所は天,出会う人物はかみさま・おに・りゅうなど 3種類くらいまで絞り,児童が工夫するところは①「どんな手伝いをしたのか(良いこと,悪 いことでも)」②「どうして『雲の切れ目』から落ちたのか」③おけやさんとおにの会話文の3 点にしぼる。

文字が思うように書けない児童には,口頭で話をさせ,聞き取った話を書いてあげるように し,それを視写させるようにする。また,お話を考えられない児童には,そのまま書き写して もよいサンプル文章を2~3種類作っておく。すぐにお話ができた児童には,登場人物を替え て,さらに別の物語を作ってもよいことを伝える。

できあがった各自の物語を読み合い,感想を伝え合う活動を取り入れることでさらに書く力を 高めたい。感想を交流することで,お互いのいいところを見つけて認め合うことも大事にしたい。

また,友達からもらった感想を読むことで,改めて自分の作品を読み返し,書くことに対する意 欲も増すと考える。

仮説2

単元に入る前に,昔話を読み聞かせをしたり,朝の読書タイムに並行読書として「むかしばなし コーナー」(教室前廊下)に置いた昔話の絵本を読ませたりしておく。並行読書でさまざまな昔話に 触れさせ,興味・関心を持って教材「天にのぼったおけやさん」を読み進めることで,物語を作る 活動に「かみなりさん」以外の登場人物と手伝い等をする「くもの上ばなし」を作らせる手立てと する。なお,並行読書用にたくさんの本を集めるために,読書活動推進補助教員や白井図書館に協 力していただき,昔話の絵本をたくさん集めるようにする。

本単元に入ってからは,読書活動推進補助教員に毎時間後半の10分間で読み聞かせをしてもら い,昔話の楽しさに触れられるようにしている。そうすることで,物語を作る際のヒントを得られ ることも期待している。

週一回の図書室割り当ての時間に,読みたい本を探して読み,自分の好きな本の好きな場面を友 達におすすめの時間をとるようにし,交流する機会を設けるようにしていく。

学習材や発達段階に応じた言語活動を工夫すれば,豊かに表現することができるだろう。

学習材と関連させた読書活動と環境を整えていけば,進んで本を活用することができるだろう。

(4)

3 単元の目標

<国語への関心・意欲・態度>

興味をもちながら,意欲的に物語を読んだり書いたりしようとする。

<話すこと・聞くこと>

お互いの話を集中して聞き,話題に沿って話し合う。

<読むこと>

場面の様子について想像を広げながら読む。

<書くこと>

想像したことから書こうとすることを決め,題材に必要な事柄を集め,替え話を書く。

<伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項>

文の中における主語と述語との関係に注意する。

4 指導計画 (9時間)

段階 時配 学習内容と活動 ◆指導・支援 ○評価方法,評価規準 形態 見

出 す (1)

○単元の目的を知り,学習の見通し を持つ。

○創作文を書くことに意欲を持つ

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆並行読書「むかしばなしコーナー」(教 室前廊下)に置いた昔話を読ませてお く。

○学習活動をつかむことができたか。

(観察)

一斉

○いしわたりさんの『おおきな か ぶ』の続き話を読み,お話を書く イメージをつかむ。

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆「おおきなかぶ」のお話を思い出させ,

自分なりの続きのアイディアを出し 合う。

◯「おおきなかぶ」の続き話を作りなが ら,お話を創作することについてイメ ージを持つことができたか。

(観察・ノート)

一斉 おはなしのつづきをかんがえよう。

どんながくしゅうをするのかな

(5)

○いしわたりさんの『おおきなか ぶ』の続き話のようなお話を学級 みんなで話し合い,実際に書いて みる。

○おはなしメモの書き方を話し合 い,書き込んでいく。

◆「おおきなかぶ」のお話や前時までの アイディアを思い出しながらお話を 書く。

◯「おおきなかぶ」の続き話を作りなが ら,お話を創作することについてイメ ージを持つことができたか。

(作文用紙)

一斉 個人

深 め る (4)

○教材文「天にのぼったおけやさ ん」の教師による音読を聞き,お もしろかったところをノートに 書き,意見を交流する。

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆挿絵を見て順序を考えながら,読むこ とで,おはなしの順番をはっきりさせ る。

◆難語句などは,適宜,説明を加えて,

児童にわかりやすいように話をする。

○「天にのぼったおけやさん」の読み聞 かせを聞き,感想を伝えることができ たか。(ノート・観察)

一斉

○「おけやさん」が「つむじかぜ」

に吹き上げられて「天」まで昇る 様子を読み取る。

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆おけやさんの言葉を想像して吹き出 しに書かせる。

〇おけやさんの言葉を想像して吹き出 しに書くことができたか。(シート)

一斉

○「つむじかぜ」に吹き上げられて

「天」まで昇って「かみなりさん」

に出会った様子を読み取る。

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆かみなりさんとのやり取りの様子を 動作化して読み取らせる。

〇おけやさんとかみなりさんのやりと りの様子を読み取ることができたか。

(観察)

一斉 グループ おはなしのつづきをかこう

おはなしをきいて,おもったことをかこう。

おけやさんのかんがえていることを そうぞうしよう。

おけやさんとかみなりさんが はなしたところを 音どくしよう。

(6)

○雲の切れ間から落ちて寺の木に 引っかかった様子を読み取る。

○読書活動推進補助教員による本 の読み聞かせを通していろいろ

な物語を知る。

◆寺の木に引っかかった時のおけやさ んの気持ちを想像させ,会話文を追加 して音読させる。

〇会話文を書き,それを取り入れた音読 をすることができたか。

(シート・観察)

一斉 グループ

ま と め あ げ る (3)

◯替え話に登場させたい人物や行 動について考えを出し合い,おは なしメモを作る。

○読書活動推進補助教員もT2とし て学習に参加し,助言を与える。

◆傘で空に飛び上がったところから,雲 の切れ間から落ちるまでの間に,誰に 会ったかを考えさせる。

◆登場人物(かみさま・おに など)と,

だいたいの性格を学級内で話し合い,

イメージを膨らませる。

◯「天にのぼったおけやさん」の替え話 の2つのキーワード(手伝ったこと・

会話文)を決定してメモできたか。

(シート・観察)

一斉 個人

(本時) ○「おはなしメモ」をもとに,想像

した「くもの上ばなし」を書く。

○書き終わったお話を読み返し,推 敲させる。

○読書活動推進補助教員もT2とし て学習に参加し,助言を与える。

◆前時に作製したメモをもとに,想像し た「くもの上ばなし」を書かせる。

◆人物の行動や会話のつながりを考え させる。

〇かぎを使って会話文が書けているか。

◯主述の関係に気をつけた文が書けて いるか。(作文用紙)

個人 一斉

10

書き上げた「くもの上ばなし」を 読み合い,感想を交流する。

○読書活動推進補助教員もT2とし て学習に参加し,助言をしたり感 想を伝えたりする。

◆前時の反省を生かして,手直しをした い児童には時間を与える。

◆感想は,よいところやおもしろいとこ ろを見つけさせ,付箋に書かせる。

◯感想を交流することができたか。

(観察・付箋)

グループ 一斉 友達の書いたお話のいいところをみつけよう。

考えたお話の大事なことを「おはなしメモ」に書こう。

わたしの「くもの上ばなし」をかこう。

おけやさんのいったことばを そうぞうして かこう。

(7)

5 本時の学習( 9/10 )

(1) 目標

<国語への関心・意欲・態度>

・「天にのぼったおけやさん」の替え話を楽しんで書こうとする。

<書くこと>

・「天にのぼったおけやさん」の替え話を考えて,想像を広げて書くことができる。

<伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項>

・長音,拗音,促音,撥音などの表記ができ,助詞の「は」,「へ」及び「を」を文の中で正 しく使うことができる。

(2) 展開

時配 学習内容と活動 ◆指導・支援 ○評価 資料等 5 1.本時のめあてを確認する。

2.本文を読み,場面を確かめる。

◆T1は,T2(読書活動推進補助教員)

も一緒に学習することを伝える。

◆挿絵を提示し,おけやさんが天にのぼっ た場面ということを確認する。

場 面 の 状 況 が わ か る 絵

(挿絵)

20 3.前時までに書いたお話メモを見 ながら,お話を書く。

◆おはなしメモを元にして,お話を文章に することを伝える。

〇何をしたか・どうして雲から落ちたかが 書けているか。(作文用紙)

〇長音,拗音,促音,撥音などの表記がで き,助詞の「は」,「へ」及び「を」を 文の中で正しく使うことができたか。

◆できた人は,違う登場人物で書いてみて もよいことを伝える。(T1,T2)

◆お話が書けていない児童に,今後お話が どう展開するか口頭で話をさせ,それを 書けるように補助する。(T1,T2)

作文用紙 おはなしメモ

10 4.できたお話をグループ内で読み 合う。

◆どのお話の,どこがいいと思うかを話し 合わせる。(T1,T2)

◆読んでみて,誤字脱字に気がついたらお 互い教え合う。

〇友達の作ったお話のよさに気づくこと ができたか。(観察)

話 し 合 い の しかた(グル ープ一枚)

わたしの「くもの上ばなし」をかこう。

(8)

5.できたお話を発表する(6人くら い)

6.次時の予告をする。

◆お話の良いところを認める。(T1,T 2)

◆他グループの児童の作ったお話を読ん で,いいねカードを書くことを知らせる。

(3)板書計画 別紙

Referensi

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