第1学年1組 国語科学習指導案
<単元名> おはなしのくに『昔話の世界を楽しもう』
<育てたい力>
○昔話に関心を持ち,楽しみながら読んだり,語ったりしようとする。<関心・意欲・態度>
○登場人物の気持ちや場面の様子がわかるように想像を広げ,工夫して読むことができる。
<読 む こ と>
○昔話や神話・伝承などの本や文章の読み聞かせを聞いたり,発表し合ったりすることができ
る。 <伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項>
<指導要領との関連>
C読むこと(1)
ウ 場面の様子について,登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むことができる。
伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 (1)
ア(ア)昔話や神話・伝承などの本や文章の読み聞かせを聞いたり,発表し合ったりすること。
<児童の実態> 調査11月12日(金)調査人数27名
本学級の児童は男子16名,女子11名である。読書目標「めざせ100冊」に向かって意欲的 に本を読んでいる。家庭学習の音読練習も進んで行っており,習慣化してきている。以下アンケー ト調査等による実態である。
1 国語科に関する実態
①国語の学習の中で,どの学習が得意ですか。また,苦手ですか。(複数回答)
〈得意なもの〉
・工夫して音読する→15人 ・登場人物の気持ちを考えて吹き出しに書く→15人
・作文を書く →16人 ・人の前で自分の考えを話す →10人
・お話作りをする →10人 ・読み聞かせをする →15人
・劇で発表する。 →14人
〈苦手なもの〉
・工夫して音読する→ 5人 ・登場人物の気持ちを考えて吹き出しに書く→ 7人
・作文を書く → 7人 ・人の前で自分の考えを話す → 6人
・お話作りをする → 6人 ・読み聞かせをする → 7人
・劇で発表する。 → 8人
②正しく書きましょう。
〈助詞の「は」「を」「へ」を正しく書けたか〉全問正解 24人 88%
〈かぎ(「」)(、)(。)を正しく使えたか。〉 全問正解 3人 11%
2 読書に関する実態
①図書室によく行きますか。
・よく行く 14人 ・時々行く 9人 ・あまり行かない 4人
②白井市立図書館によく行きますか。
・よく行く 14人 ・時々行く 8人 ・あまり行かない 5人
③どんな本が好きですか?(複数回答)
・物語→18人 ・昔話→11人 ・図鑑→14人 ・自然,科学の本→5人
④読書のどんなところが好きですか。(複数回答)
・頭がよくなるから →20人 ・おもしろい,楽しい→15人
・知らないことがわかるようになるから→15人
昔話の世界を楽しもう
<単元について>
本単元は,新学習指導要領で新設された「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」を踏 まえ,特設した単元である。児童が伝統的な言語文化としての古典に出合い,触れていくことの 第一歩として,低学年では,昔話や神話・伝承などの読み聞かせを聞いたり,語るなどして発表 し合ったりする。それらを通して話の面白さに加え,独特の語り口調や言い回しなどにも気付き,
親しみを感じることをねらいとしている。昔話の楽しさを味わうことは,先人から育まれてきた 生き方,自然との関わり方や思いなどの伝承につながる。この学習を通して,昔話の本をあまり 手に取ることがなかった児童に興味を持たせ,そのよさを味わわせたい。語りやペープサートな どに表すことで,心情や情景を表す言葉にこだわりながら,想像を広げて読ませたい。また,自 分の言葉で伝えることで,語り手と聞き手の心の交流を図っていきたい。それが今の時代に失わ れつつある心温まるコミュニケーションの一手段となることを願う。
昔話に事前に触れさせておきたいため,夏休み中に「昔話を読んでみんなに紹介しよう」とい う課題を出しておいた。その結果,「読んだ本を先生に読み聞かせしたい。」という声が児童から 挙がったのをきっかけに,第一次「お気に入りの昔話をみんなに読み聞かせしよう」を計画した。
たくさんの昔話に出合わせ,作者によって内容が異なることの発見や昔話の楽しさ,ワクワク,
ドキドキ感や温かさなどを味わい,昔話に興味を持たせたい。
第二次は,「お話おばさん」や2年生の語りを聞き,語りの言葉だけで伝えることの素晴らしさ や情景を想像する楽しさを経験させたい。
第三次では,これまでに聞いたり読んだりした昔話の中から,気に入った昔話を選び,2年生 や6年生や保護者に楽しく語ったり,ペープサートで披露したりする場を設定し,心の交流を図 るとともに,昔話の世界をさらに楽しませたい。今回,担任だけでは対応できない部分があるの で,補助の先生方や市立図書館司書,図書ボランティアの方々にも協力を仰ぎ,地域交流も図り たい。
これらの活動を通して,色々な昔話を読んだり,2年生で学習する神話・伝承などの本にも興 味関心を広げたりすることで,生涯にわたって伝統的な言語文化に親しめる児童を育てていきたい。
3 単元に関する実態 学習途中調査11月12日(金)27名 ( )内,学習前調査9月15日(水)27名
①昔話や民話は好きですか。
・好き →19人(14) ・まあまあ好き →7人(7) ・好きではない→1人(6)
②昔話や民話をよく読みますか。
・よく読む→17人(9) ・あまり読まない→5人(16) ・読まない →0人(2)
③家の人に昔話や民話を読み聞かせしてもらったことはありますか。
・ある → (13) ・ない → (14)
④読み聞かせは好きですか。
・好き →23人(18) ・まあまあ好き →4(6) ・好きではない →0人(3)
⑤よく知っている昔話を書いて下さい。
・ももたろう 18名 ・うらしまたろう 6名 ・はなさかじいさん5名
・おむすびころりん4名 ・したきりすずめ,さるかにかっせん,いっすんぼうし各3名 他各1名
4 考察
1の国語に関する実態の結果から,学習中の言語活動を比較的得意と思っている児童が多い ことがわかる。
2の読書に関する実態の結果からもわかるように,読書に関する関心は高く,図書室や図書 館利用も積極的である。
3の単元に関する実態として,学習前の9月は昔話,民話は好きではあるが,自ら手にとっ て読むことは少なく,知っている昔話もそう多いとは言えなかった。しかし,学級で子どもた ち同士による昔話の読み聞かせを継続して行ったところ,2ヶ月後の11月の調査では,昔話 が好きになった児童,読むようになった児童が若干ではあるが増えていることがわかる。読み 聞かせは好きなものの,親から昔話を読み聞かせてもらった経験は学級の半数である。
『楽しく 力のつく 国語学習』
ア 読んだことを豊かに表現する。(仮説2,3)
自ら本に手をのばす子
イ 声に出して楽しく読む。
ウ 言葉にかかわって読む。
一人読みができる子
エ 指導に生かす評価をする。新出漢字が書ける 難語句の意味が分かる エ 指導に生かす 評 価 の 工 夫をする
イ声に出して楽しく読む
・気に入った昔話を選んで,楽しく語った り,ペープサートで披露したりする。
・登場人物の気持ちや場面の様子がわかる ように想像を広げ,工夫して読む。
・独特の語り口調やリズムを味わいながら 読む。
・人の生き方や自然などについての古代か らの人々のものの見方や考え方に気づか せながら読む。
読書の日常化
・目標到達度を把握できる自己評価カード を活用する。
・楽しみながら語ったり,聞いたりしてい るか確認する。
文 章 の 姿
一例 『こ ぶじいさ ま』 松居 直
一、ひたいに大きなこぶのある二人のじいさま・山へ木を切りに…日が暮れて帰れなくなってお堂に泊まる。
二、夜中に鬼どもがやってきて歌い、踊り出す・じいさま、じっとしていられなくて踊り出す。よろこぶ鬼たち。
三、「あしたの晩も必ず来い」と約束のしるしにこぶをとられる。・よろこんで帰るじいさま。
四、となりのこぶじいさまもこぶをとってもらいにいく・鬼たちが踊るのを見て、ここぞとばかりに踊り出すが、うまく歌のつづきが、踊れない。
五、おこる鬼たち、こぶをじいさまに打ちつける
六、じいさま、ぼんぼり家に逃げ帰る
昔話は、語られている地方や表した作者によって話の内容が少しずつ違っている。読み比べをすることで、お気に入りの「こぶとり」をえらぶ。二年生や六年生に楽しく語れるよう、工夫して、台本を作る。表現は、語りであったり、劇であったり、ペープサートであったり、選択させる。
<指導計画>(15時間扱い)
時 主 な 学 習 活 動 留意点(◇) 評価(☆)
朝 ○夏休みを利用して,教科書の「おはなしば ◇「市立図書館の利用のすすめ」「読書記録用 の んざい」に出てくるような昔話をたくさん 紙」を夏休みにしおりに添付し,昔話に出 読 読もう,という課題に取り組む。 合い,触れ合う機会を作る。
書 ○夏休み明け,『自分のお気に入りの昔話を学 ◇単元全体を見通して,学習活動のめあてを タ 級のみんなに読み聞かせしよう。さらに, 確かめる。
イ お世話になっている2年生や6年生に語り
ム やペープサートなどで発表しよう。』という ☆学習の見通しを持ち,昔話に興味を持 学習全体の見通しを持つ。 つことができたか。
朝 ○担任の読み聞かせを聞く。「かさじぞう・か ◇昔話の共通した話の展開,作者によって面
の さこじぞう」 白いところ,描かれ方に違いがあることに
読 ○聞いた感想を発表する。 気付かせる。
書 ○毎朝,二人ずつ昔話の読み聞かせをする。 ◇上手に読めるSさんの読み聞かせをきっか
タ (27名) けに,読み聞かせの意欲化を図る。
イ ○聞き手は,昔話の内容に関する感想と,読 ◇昔話の特徴や良さに触れさせ,興味関心を ム み方に関する感想を書いて渡す。 持たせる。
〈1〉 ○2年生の語りを聞く。 ◇語りなどの発表の前に,既習の表現活動で
○「おおきなかぶ」の劇を2年生に披露する。 交流を図るようにさせる。
◇2年生の語りを見せてもらうことで,語り のイメージ化を図る。
〈2〉 ○「お話おばさん」の語りを聞く会を開く。 ◇お年寄りから語りを聞くことで,上手な語 りのイメージをつかむとともに,語りの面 白さ,温かさなどを感じさせる。
〈3〉 昔話の世界を楽しもう ◇比べ読みをして,同じ昔話の中でもどれを 元にするか決めさせる。
〈4〉 ○役割分担を決め,グループで台本を書き, ◇表現方法には色々な方法があることを伝え,
〈5〉 練習をする。 楽しく学習できる方法を選択させる。
〈6〉 ・語り ・ペープサート ・紙芝居 ◇8分程度で語れる長さにするために,いら ない文を削らせたり,書き換えさせたりす る。
〈7〉 ○市立図書館の司書の方によるエプロンシア ◇司書の方が演じるのを見て,色々な表現方 ターやペープサートや人形劇を見る。 法を知るとともに,ペープサート等のやり
〈8〉 ○市立図書館の司書の方に,ペープサートや 方を学ばせる。
語りの仕方について指導を受ける。
〈9〉 ○グループで練習をする。 ◇聞き手を意識し,登場人物の気持ちや場面
〈10〉 の様子がわかるように想像を広げ,工夫し
〈11〉 て表現させる。
〈12〉 ◇独特の語り口調やリズムを味わいながら演
朝読 ○グループ内リハーサルをする。 じさせる。
タイム ○学年内で発表を見せ合い,より良くする。 ◇お互いに見て,アドバイスし合うことで改 善点を明確にさせる。
〈13〉 ○2年生に,お気に入りの昔話を色々な表現 ◇2年生から昔話についての感想や表現方法 方法で披露する。 を評価してもらうことで,意欲化を図る。
〈14〉 ○6年生を招いて,お気に入りの昔話を色々 ◇昔話の世界を楽しませるために,歌を歌っ 本時 な表現方法で披露する。 たり,参加型の発表にしたりする。
○発表を聞いた感想を伝え合う。 ◇話の面白さに加え,独特の語り口調や言い 回しなどにも気付かせ,伝統的な言語文化 に親しみを感じさせる。
☆聞き手を意識し,登場人物の気持ちや
〈15〉 ○授業参観で,お気に入りの昔話を色々な表 場面の様子がわかるように想像を広げ 現方法で披露する。 工夫して表現することができたか。
☆楽しく昔話を語ったり,ペープサート などに表したりすることができたか。
朝読 ○「さらに違う昔話を読んだり,2年生で学 ◇読んで欲しい昔話リストを配布すること
タイム 習する神話・伝承などの本を読んだりして で手に取ってみようという意識付けをする。
みよう。」というテーマを持って読書する。 ☆興味を持って,昔話や神話・伝承など の本を読むことができたか。
<本時の展開>(14/15)
(1)育てたい力
○友だちの発表に耳を傾け,一緒にせりふを言ったり,歌ったりして昔話の世界を楽しもうとす
る。 <関心・意欲・態度>
○登場人物の気持ちや場面の様子がわかるように,工夫して表現することができる。
<読 む こ と>
○昔話の読み聞かせを聞いたり,語りやペープサートなどで発表し合ったりすることができる。
<伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項>
(2)展開
時配 学習活動と内容 留意点(◇) 評価(☆)
2 ○童謡「浦島太郎・金太郎」の歌を歌う。 ◇歌い継がれてきた童謡を歌い,昔話の世界 に入りやすいように,雰囲気作りをする。
1 ○本時の学習課題を確認する。
昔話の世界を楽しもう
38 ○グループ発表をする。(4グループ) ◇2年生の助言を確認することで,情景が思 い浮かぶように,ゆっくり,はっきりと表
①「こぶとり」 …ペープサートと語り 現させる。
②「へっこきあねさが よめにきて」 ◇昔話のおもしろさや楽しさはどんなところ
…紙芝居と語り かを考えながら聞くことを伝える。
③「したきりすずめ」…ペープサートと語り ◇グループの発表を聞くことで,自分の知っ
④「びんぼうがみとふくのかみ」…語り ている「昔話」との相違点に気づかせると ともに,使われている「ことば」の温かさ を感じさせる。
○参加型のものには,進んで参加する。 ◇一緒に参加することで,より昔話の世界を
(例)「繰り返しのせりふ」,「リズムのあるせ 楽しませる。
りふ」などは、一緒に言う。
・A児…前時までの練習で,登場人物の気持 ちや場面の様子を顔や体全体で表せ るようにしておく。
・C児…前時までの練習で,自分の役割を演 じられるようにしておく。
3 ○発表を聞いて,昔話の楽しさについて感じ ◇6年生に,昔話を聞いた良さや楽しさを伝 たこと,思ったことを発表し,交流し合う。 えてもらうことで,改めて昔話に興味を持
たせる。
1 ○担任の「いなばのしろうさぎ」のブックト ◇2年生で学ぶ「神話」に触れることで,「神 ークを聞き,「神話」への興味を持つ。 話の本を読んでみよう」という単元に,興
味を持てるようにする。
☆登場人物の気持ちや場面の様子がわか るように,工夫して表現することがで きたか。
☆友だちの発表に耳を傾け,一緒にせり ふを言ったり,歌ったりして昔話の世 界を楽しむことができたか。
楽しい読書につなげるために…
書名 著者名 出版社
ももたろう 松居 直 福音館書店
ももたろう 千葉 幹夫 講談社
ももたろう 竹崎 有斐 偕成社
ももたろう 松谷 みよ子 国土社
ももたろう 大蔵 宏之 金の星社
ももの子たろう 大川 悦生 ポプラ社
したきりすずめ 石井 桃子 福音館書店
したきりすずめ 瀬川 康男 フレーベル館
したきりすずめ 松谷 みよ子 童心社
こぶとり 松谷 みよ子 童心社
こぶとり 大川 悦生 ポプラ社
こぶとりじい 宮川 ひろ ほるぷ社
こぶじいさま 松居 直 福音館書店
したきりすずめ 石井 桃子 福音館書店
したきりすずめ 瀬川 康男 フレーベル館
したきりすずめ 松谷 みよ子 童心社
いっすんぼうし 大川 悦生 ポプラ社
いっすんぼうし 石井 桃子 福音館書店
かにむかし 木下 順次 岩波書店
さるかにばなし 西郷 竹彦 ポプラ社
さるとかに 神沢 利子 銀河社
さるかに 松谷 みよ子 フレーベル館
うらしまたろう 大川 悦生 ポプラ社
うらしまたろう 時田 史郎 福音館書店
うらしまたろう 平岩 弓枝 岩崎書店
はなさかじい 吉沢 和夫 ポプラ社
はなさかじい 瀬川 康男 フレーベル館
うりこひめとあまんじゃく 木下 順次 岩波書店
他 日本の昔話・民話
「お気に入りの昔話をみんなに読みきかせしよう」で,児童が読んだ本
書名 著者名 出版社
1,すみ鬼にげた 岩城 範枝 福音館書店
2,いっすんぼうし 大川 悦生 ポプラ社
3,さるかに 松谷 みよ子 岩崎書店
4,さるのよめ 大江 ちさと 東京 トモ企画
5,おむすびころりん 興田 準一 偕成社
6,ぶんぶくちゃがま 西本 鶏介 鈴木出版
7,3まいのおふだ 水沢 謙一 福音館書店
8,にげだしたおにばんば 中村 博 ほるぷ社
9,かちかちやま 小澤 俊夫 福音館書店
10,はなさかじい 瀬川 康男 フレーベル館
11,かにむかし 木下 順次 岩波書店
12,さるかにばなし 西郷 竹彦 ポプラ社
13,わらしべちょうじゃ かたおかしろう ひかりのくに株式会社 14,うらしまたろう 時田 史郎 福音館書店
15,ゆきひめ 時田 史郎 福音館書店
16,じごくのそうべい 田島 征彦 童心社 17,きつねのよめいり 松谷 みよ子 福音館書店 18,十二支のはじまり 谷 真介 佼成出版社 19,たなばたむかし 大川 悦生 ポプラ社 20,わらしべちょうじゃ 岩崎 京子 フレーベル館 21,おへそがえるごん 赤羽 末吉 小学館
22,ふるやのもり 瀬田 貞二 福音館書店
23,だいくとおにろく 松居 直 福音館書店 24,がらすめだまと 白ロシア民話 福音館書店
きんのつののやぎ
25,あかりのはな 中国苗族民話 君島久子再話 福音館書店 26,すずのへいたい
ハンス・クリスチャン・アンデルセン岩崎書店 27,ブレーメンの音楽隊 グリム 西村書店
「お話おばさん」の語り…「3まいのおふだ」「やまなし」「つるのおんがえし」
「2 年 生 」の語り…「きつねのおきゃくさま」
「白井市立図書館司書ペープサート,人形劇,エプロンシアター
…「てぶくろ」「てんぱたんてんぱたんーねずみのもちつき」
「ねずみのよめいり」
担任の読み聞かせ …「かさこじぞう」「かさじぞう」「ゆきおんな」「うりこひめとあまんじゃく」
「金太郎」「ももたろう」
むかしばなし・しんわを なまえ じぶんでよんでみましょう!
☆50さつ,よめるかな?☆
ほんのなまえ
よんだらほんのなまえ
よんだらシールゲット シールゲット
1,ももたろう 26,ふしぎなたいこ
2,いっすんぼうし 27,ねずみのよめいり 3,さるかに(かにむかし) 28,へっこきあねさが
よめにきて 4,したきりすずめ 29,こぶとり
5,おむすびころりん 30,だいふくもち 6,ぶんぶくちゃがま 31,3ねんねたろう 7,3まいのおふだ 32,ちからたろう 8,うりこひめと 33,びんぼうがみと
あまんじゃく ふくのかみ
9,かちかちやま 34,つるのおんがえし 10,はなさかじい 35,ゆきおんな
11,ならなしとり 36,きんたろう
12,かもとりごんべい 37,しらさぎちょうじゃ 13,わらしべちょうじゃ 38,ききみみずきん 14,うらしまたろう 39,かぐやひめ
15,ゆきひめ 40,てんぐのかくれみの
16,じごくのそうべい 41,すみおににげた 17,きつねのよめいり 42,さるのよめ 18,十二支のはじまり
じゅうにし43,かさこじぞう 19,たなばたむかし 44,ねずみのすもう 20,つるのおんがえし 45,くにのはじまり 21,かもとりごんべい 46,やまたのおろち 22,ふるやのもり 47,いなばのしろうさぎ 23,だいくとおにろく 48,あまのいわと
24,うみのみずは 49,すさのおと
なぜからい おおくにぬし
25,ふしぎなやどや 50,うみさちやまさち
♪♪ ふりかえりかーど ♪♪ なまえ( )
1,むかしばなしにきょうみをもつことが A,とてもたのしくよんだり,きい
できましたか。 たりすることができた。
B,たのしくよんだり,きいたりす ることができた。
C,あまりたのしくよんだり,きい たりすることができなかった。
2,じぶんでむかしばなしを読みましたか。 A,30さついじょうよめた。
(カード50さつ)
B,15~29さつよめた。
C,1~14よめた。
3,とうじょうじんぶつのきもちやようすが A,かおやからだぜんたいと,こえ わかるようにえんじることができましたか。 のおおきさをくふうして,とう じょうじんぶつのきもちやよう すがわかるようにえんじること ができた。
B,こえのおおきさをくふうして,
とうじょうじんぶつのきもちや ようすがわかるようにえんじる ことができた。
C,じぶんのやくわりをえんじるこ とができた。
《朝の読書タイム,子どもたちによる昔話の読み聞かせ風景》
市立図書館司書 さんから,ペープ サートのやり方を 教わる児童。
グループ学習にも,
入っていただく。
*楽しそうに読み聞かせをする児童 *すっかりお話を覚えて語る児童
*興味をもって聞き入る児童 *上手に読み聞かせができた児童
【金太郎】 歌詞
一,まさかりかついで きんたろう くまにまたがり おうまのけいこ ハイ シ ドウドウ ハイ ドウドウ ハイ シ ドウドウ ハイ ドウドウ 二,あしがらやまの やまおくで けだものあつめて すもうのけいこ
ハッケヨイヨイ ノコッタ ハッケヨイヨイ ノコッタ
【浦島太郎】 歌詞
一,昔々浦島は助けた亀に連れられて 竜宮城へ来て見れば絵にもかけない美しさ
二,乙姫様の御馳走に鯛やひらめの舞踊 ただ珍しく面白く月日のたつのも夢の中(うち)
三,遊びにあきて気がついてお暇乞い(おいとまごい)もそこそこに帰る途中の楽(たのしみ)は 土産に貰った玉手箱
四,帰って見ればこは如何に(いかに)元居た(もといた)家も村も無く 路(みち)に行きあう人々は顔も知らない者ばかり
五,心細さ(こころぼそさ)に蓋取れば あけて悔しき玉手箱中からぱっと白烟(しろけむり)
たちまち太郎はお爺さん
【うさぎとかめ】 歌詞
一,もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちで おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか 二,なんと おっしゃる うさぎさん そんなら おまえと かけくらべ
むこうの おやまの ふもとまで どちらが さきに かけつくか 三,どんなに かめが いそいでも どうせ ばんまで かかるだろ
ここらで ちょっと 一ねむり グーグーグーグー グーグーグー
四,これは ねすぎた しくじった ピョンピョンピョンピョン ピョンピョンピョン あんまりおそい うさぎさん さっきのじまんは どうしたの
【桃太郎】 歌詞
一,桃太郎さん 桃太郎さん お腰(こし)につけた 黍団子(きびだんご)
一つわたしに くださいな
二,やりましょう やりましょう これから鬼(おに)の 征伐(せいばつ)に ついて行くなら あげましょう
三,行き(いき)ましょう 行きましょう あなたについて どこまでも 家来(けらい)になって 行きましょう
四,そりゃ進め そりゃ進め 一度に攻めて(せめて) 攻めやぶり つぶしてしまえ 鬼が島(おにがしま)
五,おもしろい おもしろい のこらず鬼を 攻め(せめ)ふせて 分捕物(ぶんどりもの)を えんやらや
六,万々歳(ばんばんざい) 万々歳 お伴(おとも)の犬や猿雉子(さるきじ)は 勇んで(いさんで)車(くるま)を えんやらや
【桃太郎】 歌詞 クイズ編
一,ももたろさん ももたろうさん
Q「おこしにつけた きびだんご ____ わたしに くださいな」
A よっつ・ ひとつ・ みっつ ・ふたつ 二,これから鬼の征伐に
Q「ついて____なら やりましょう」
A 来る・ 行く・ 出る・ 帰る 三, ばんばんざい ばんばんざい
Q「おともの____や さるキジは いさんで くるまを えんやこら」
A かめ・ いぬ・ ねこ・ くま