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第 4 学年 組 国語科学習指導案

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第 4 学年○組 国語科学習指導案

指導者 S・Y

1 つけたい力

・ 目的に応じて,中心となる語や文をとらえて段落相互の関係を考え,文章を正しく読む。

・ 事柄の順序を考えながら,語と語,文と文との続き方に注意して簡単な記録文を書く。

2 単元名 筋道を立てて考えよう

・第一教材『アーチ橋の仕組み』

・第二教材『実験したことをもとに』

3 単元について

(1) 単元観

本単元は,学習指導要領[第 3 学年及び第 4 学年]の「C読むこと」の目標「目的に応じ,内 容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付けさせるととも に,幅広く読書しようとする態度を育てる。」に基づき,指導事項イ「目的に応じて,中心と なる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え,文章を読むこと。」,また,

「B書くこと」の目標「相手や目的に応じ,調べたことなどが伝わるように,段落相互の関係 などに注意して文章を書く能力を身に付けさせるとともに,工夫をしながら書こうとする態度 を育てる。」に基づき,指導事項イ「文章全体における段落の役割を理解し,自分の考えが明 確になるように,段落相互の関係などに注意して文章を構成すること。」を受けて設定されて いる。

第 3 学年では,まとまりごとに大事なことを正確に読んだり書いたりする学習をしてきた。

本学年では,語や文のつながりをおさえ,段落相互の関係を考えながら,文章の叙述にそって 内容をとらえたり,文章に書いたりする学習をする。これが第5学年での事実と意見の関係に 注意しながら読み,筆者の意図をとらえ,自分なりの意見を表現することにつながる。

「アーチ橋の仕組み」は,段落ごとの要点が明確であり,段落の構成も明快で,論理的な文 章を理解したり書いたりする力をつけるには適した教材である。内容として述べられているこ とも児童にとって未知のことを多く含んでいるので,興味を持って読み進めていけるだろう。

この教材を使って段落の要点をとらえながら,段落相互の関係を明らかにしていくことによっ て,全体の文意をつかむ学習をする。そのためには,まずとらえ方をきちんと指導し理解させ,

児童が自分の力で学習を進められるようにする力をつけることが大切であると思われる。そし て文章全体の中でそれぞれの段落がどのような役割を果たしているかを考えさせるようにす る。さらに,典型的な接続語である「ところで」「まず」「次に」「このように」「では」「そし て」「最後に」「こうして」などが適切に使われているので,これらを読みとり方のポイントと してとらえていく力をつけていきたい。そして,この文章を通して筆者の言いたいことを読み 取り,考えていく。このような学習によりひとりひとりが読む力をつけ,楽しく読むことがで きるようになるだろうと考える。

読む学習の後に,もっと知りたい事や調べたいことについて調べ学習をし,学習したことを さらに深めるとともに,他の説明文を読む力をつけ,読むことへの意欲につなげていきたい。

第二教材「実験したことをもとに」では,「アーチ橋の仕組み」で述べられている実験の叙 述を参考にして,児童が興味を持って実験したことを簡単な記録文に書く活動をする。文章全 体と段落との関係に気をつけて読んできた学習を,今度は書く活動の中で生かしていけるよう にする。この活動により読む力をより確実に,そして実践的な力としていきたい。

(2)

(2) 児童の実態

本学級は,男子11名,女子7名,計18名で構成されている。全体として明るく活発であ る。自分の意見をはっきり言える子や言いたい子が目立つが,言おうとしない子や言えない子 も多い。自己主張は多いが友達の意見を最後まで聞けない子もいる。しかし少しずつではある が話をよく聞いて,友達の意見を受けて自分の考えを話そうとする雰囲気はできつつある。

国語学習についてのアンケートでは,漢字練習などの地道な作業や,文章を作り出すことに 抵抗を感じている児童が多いということがわかる。また,説明文については好きな子と嫌いな 子の数がほぼ同じくらいである。説明文は要点をつかめば内容を読み取りやすいと思う子と,

要点をつかむのが難しいと思う子が同数ほどいるということが考えられる。さらにその子にと って興味深い内容の説明文に出会っていないのかもしれないということも考えられる。

「橋」についてのイメージとしては,身近にある橋,大きな橋,小さな橋,さまざまであっ たが,アーチ橋を挙げる者はいなかった。しかし橋の条件として「丈夫であること」を考える 児童が多いことがわかった。

また,つけたい力である「段落構成をとらえて正しく読む。」ことについて簡単なレディネ ステストを行った。文章を意味段落に分けたり,小見出しをつけたり,文章構成がわかったり するのはいずれも10人前後である。しかし形式段落についてよく理解していない児童が7名 もいることがわかった。

〈アンケートの結果〉

1 国語学習の中で好きなこと

物語文 5 説明文 6 詩 4 漢字 3 2 国語学習の中で嫌いなこと

物語文 1 説明文 5 作文 5 漢字 6 特にない 1 3 進んで発表をしていますか。

はい 10 その時の気持ち ・気持ちがいい。

・気持ちがすっきりする。

・勉強が好きになる。

・言いたいことを言うとほっとする。

いいえ 8 その時の気持ち ・緊張する。

・言葉が思いつかない。

・答えがあっているか不安。

・わかっていても挙げられない。

・めんどうくさい。

4 「橋」というと,どんな橋を思い浮かべますか。

・鉄橋2 ・神崎川の橋2 ・川にかかっていて車が通るオレンジ色の橋 ・歩道橋

・森の中のきれいな川にかかる茶色の橋 ・花がいっぱいに咲いている橋 ・長い橋

・赤い橋 ・明るい感じの橋 ・房総の村の「村のかけ橋」のような橋 ・1本の細い橋

・レインボーブリッジ ・高くて滝が隣にある川にかかる橋 ・水の上にある橋 5 その橋をつくるとき,どんなことに気をつけていると思いますか。

・鉄でつくる ・小さい子が落ちないようにつくる2 ・頑丈に安全なようにつくる8

・台風や地震で崩れないようにつくる2 ・手すりをつくる2

・けしきがきれいな所につくる

6 身の回りで,昔の人たちの知恵がいかされていると思う建物にはどんなものがありますか。

・「房総の村」の農家 ・学校の靴箱 ・木造の家8 ・水車小屋 ・第一小学校 ・タンス階段 ・藁の家2

(3)

〈レディネステストの結果〉

1 形式段落がわかる。 11 3 意味段落に小見出しをつける。 10 4 文章構成がわかる。 12 5 文章全体に適切な題をつける。 9

(3) 指導観 仮説1

① まず「アーチ」や「橋」から想像するものや,身近な橋やその役割などについて話 し合い,アーチ橋についての興味関心を引き出す。児童の実態から,橋は安全で丈 夫であるべきだと考えている子が多いことから,「アーチ橋の仕組み」の1のまとま りに書かれている実験や,2のまとまりに書かれているような石の組み立て方の説 明については,興味を持って読み進めていけると考えられる。

次に教科書の挿絵や写真,文章の区切りなどに着目して,文章のすがたを把握する。

この文章は,3つの大きなまとまりから構成されていることをつかむ。文章のすが たが見えてくることで,長い文章もいくつかの意味的なまとまりで構成されている ことがわかり,内容をとらえて主体的に読めるようになるだろうと考える。

② 文章のすがたをとらえたあとで初発の感想を発表し,それをもとに学習の計画を立 てる。

友だちの感想と自分の感想を比較しながら聞いて,相違点や共通点に気付く。また,

感想が3つの意味段落の中のどの部分に関係があるのかを整理する。それらの話し 合いを通して,これから読み深めていくうえで解決するべき疑問などを読みの課題 として持ち,学習の見通しを持つ。

仮説2

① 形式段落の要点のまとめ方を知る。

意味段落の中の形式段落ごとに,大切な文や語を考えさせて要点をまとめ,内容を 読み深めていく。レディネステストから形式段落についてよくわかっていない児童 や,要点が捉えられない児童がいることがわかっているので,大切な文や語のとら え方を丁寧に指導したい。

② 段落相互の関係を考え,文章構成をつかむ。

接続語や指示語に着目すると,文の前後関係や段落相互の関係を読み取りやすいこ とを指導する。

③ 筆者の言いたいことを読む。

3つめのまとまりの中の 15 段落から筆者の考えを読み取らせてまとめる。

仮説3

① 意味段落ごとに指示語や接続語に着目しながら,内容を短くわかりやすい文章にま とめる。(ワークシート)

② 読み取ったことをもとに模型などを使って実際に実験してみる。その活動により読 みを確認し,書かれている内容を実感し,感動できると考える。

③ もっと知りたい事やもっと調べたいことについて調べ学習をする。調べた事を読み 手に伝わるように工夫してまとめる。

④ ①と③を「アーチ橋豆事典」としてまとめ,発表会をしたあとに家の人にも読んで 文書全体のあらましをとらえ,課題を持つことができれば,主体的に読むことができ るだろう。

文章の読み取り方の基礎,基本が身につけば,意欲的に楽しく読むことができるだろ う。

読み取ったことを表現していく場を工夫すれば,意欲的に読むことができるだろう。

(4)

もらう。相手意識を持たせることによって,正しくわかりやすい文章を書こうとす る意欲を持たせることができると考える。

⑤ 第二教材「実験したことをもとに」では,簡単な実験を行って記録文の書き方を学 習する。「アーチ橋の仕組み」で学習した段落相互の関係を考え,適切な指示語や接 続語を使うことを,書く活動の中で生かし,表現する力をつける。児童の実態から,

文章を書くことを苦手とする子が多いので,書くための手立てをしっかりつかめば 書けることを実感させ,自信を持てるようにさせたい。

4 単元の目標

関心・意欲・態度○アーチ橋の仕組みに興味関心を持ち,中心をおさえて読もうとする。

実験したことを文章で表そうとする。

書く ○実験したことをもとに,事柄の順序を考えながら,語と語,文と文との続 き方に注意して簡単な記録文を書くことができる。

読む ○アーチ橋の仕組みをとらえるために,中心となる語や文をおさえて要点を まとめ,段落相互の関係を考えて文章を正しく読むことができる。

言語 ○文中に出てくる地名や難しい言葉を辞書などで調べることができる。

文章を読んだり書いたりするときに,適切な指示語や接続語に着目するこ とができる。

5 指導計画 (17 時間)

第 1 教材『アーチ橋の仕組み』(10 時間)

過程 育てたい力 学習活動(◆評価方法,評価基準) 形態

課 題 を 持 つ

(2)

・「アーチ橋の仕組み」の大まか な内容をつかみ,初発の感想を 書く。

○「アーチ」や「橋」から想像するものや身近な橋 について話し合う。

○全文を通読し,写真や文章の区切りに注目して全 体が大きく 3 つの意味段落になっていることをつ かむ。

○初めて知ったこと,不思議に思った事など,初発 の感想を書く。

○どの意味段落についての感想かをはっきりさせ て書く。

◆大まかな内容をとらえ,まとまりに注目して感想 を書くことができたか。

一斉

・初発の感想を発表し,友だちの 感想と自分の感想を比較して,

共通点や相違点に気付き,疑問 点を明らかにする。

○感想を発表して,友だちとの共通点や相違点を考 える。

○初めて知ったことや疑問点を明らかにする。

○どの意味段落についての感想かをはっきりさせ る。

◆友だちと自分の感想の共通点や相違点に気付き

一斉

「アーチ橋の仕組み」の大まかな内容をつか み,感想を書こう。

みんなの感想をまとめて,読みのめあてを 持とう。

(5)

・読みの課題をつかむ。

・指示語の示す内容を読み取った り,接続語のはたらきについて 考えたりする。

ながら聞いたり発表したりして,課題を考えよう とする事ができたか。

○課題や学習の見通しを持つ。

○「まず」「次に」「このようにして」などのはたら きについて考える。順序や前後の関係がわかりや すくなることに気付く。

◆指示語や接続語を使うことで順序や前後の関係 がわかりやすくなることにきづくことができた か。

○学習したことをまとめて「アーチ橋豆事典」を作 ることを知る。

一斉

一斉

追 及 す る (7)

本 時 3/

10

・大段落(一)を読んで,「アー チ橋が橋の組み立てに使われ ているのはなぜでしょうか。」

の疑問について読み取る。

○アーチ橋の特徴をおさえる。

○問いの文があることを読み取る。

○「まず」「次に」「このように」などの語句や,大 切な語や文に着目して実験の手順を読み取る。

○実験の方法と結果を分けてわかりやすく説明す る文章をワークシートにまとめる。

○読み取ったことをもとにして,実際に実験をやっ てみて読みを確認する。

○問いの文に対する答えを解明する。

◆接続語や指示語,大切な文や語に着目して,実験 の方法や問いの答えをワークシートにまとめる ことができたか。

一斉 個

隣同 士 一斉

・大段落(二)を読んで,「石を アーチの形に組み合わせるに は,どのようにすればよいので しょうか。」の疑問について読

み取る。 ○問いの文があることを読み取る。

○「まず」「次に」「最後に」「こうして」などの語 句や,大切な語や文に着目して石のアーチのつく り方を読み取る。

○石のアーチの組み合わせ方を,短くわかりやすい 文章にまとめ,ワークシートに書く。

○読み取ったことをもとにして,実際に模型を組み 合わせてみて読みを確認する。

○問いの文に対する答えを解明する。

◆接続語や指示語,大切な文や語に着目して,石の

一斉 個

一斉

「アーチ橋の仕組み」についてくわしく読み取ろう。

アーチが橋の組み立てに使われているの はなぜでしょうか。

石をアーチの形に組み合わせるには,ど のようにすればよいのでしょうか。

(6)

組み合わせの方法や問いの答えをワークシート にまとめることができたか。

・大段落(三)を読んで,「今も 生きている昔からのちえのす ばらしさ。」の疑問について読 み取る。

○世界のアーチ橋について読み取り,ワークシート にまとめる。

○日本のアーチ橋について読み取り,ワークシート にまとめる。

○昔のアーチ橋と現代のアーチ橋の違いや同じ点 についてまとめる。

◆世界と日本のアーチ橋,昔と今のアーチ橋の違い をまとめることができたか。

○筆者の考えを読み取り,昔から受け継がれている 人々のちえのすばらしさについてワークシート にまとめ,話し合う。

◆今も生きている昔からの人々のちえのすばらし さについて読むことができたか。

個 一斉

・3 つの大段落に小見出しをつけ,

全体の文章構成をとらえる。

○今までに書いたワークシートを読み返し,3 つの 大段落に小見出しをつける。

○小見出しをもとに文章全体の構成を考えてワー クシートに書き,話し合う。

◆小見出しや文章構成をワークシートに書き,まと めることができたか。

個 個 一斉

・「もっと知りたいこと」につい て調べ学習を行い,発表する。

(3時間)

○もっと調べたい事や知りたいことを考え発表す る。

○もっと知りたいこと,調べたいことについて図書 室を利用して調べる。

○調べたことを,相手に伝わるように図や絵などを 使いながら工夫してまとめる。

○調べたことについて,相手に伝わるように発表す る。

一斉 個

一斉 アーチ橋の歴史について読み,筆者の言

いたいことをまとめよう。

3 つの大段落に小見出しをつけ,文章 構成を考えよう。

もっと知りたいことについて調べよ う。

(7)

○友だちの発表のよいところを話し合う。

◆声の大きさや話し方に気をつけて,わかりやすく 説明し,友だちのよいところに気付くことができ たか。

ま と め る

(1)

・ワークシートや調べた事を豆事 典としてまとめ,学習の振り返 りをする。

○「アーチ橋の仕組み」を学習した感想を書く。

○「アーチ橋の仕組み」で読み深めていったワーク シートや,調べた事を豆事典としてまとめる。

○できあがった豆事典を友だち同士で読み合う。

第二教材『実験したことをもとに』(7 時間)

課題を持つ

・「実験したことをもとに」を読ん で,簡単な記録文の書き方を理解 し,実験の計画を立てる。

(2 時間) ○教科書を読んで簡単な記録文の書き方を知る。 一斉

○身近なことから簡単な実験をさがし,実験する

ことを決める。

○実験方法を書いて計画を立てる。

◆積極的に実験の計画を立て,記録文を書こうと

することができたか。

(2)

追及する

・計画したことをもとに実験をして,

その結果をメモする。

○計画にそって実験をする。 個

○結果を簡潔にわかりやすくメモに書く。 個

○結果をもとにメモに「わかったこと・考えたこ と」を書く。

(4) ◆計画にそって実験をし,結果をわかりやすく記

録することができたか。

・メモをもとにして記録文を書く。

(2時間)

実験の計画を立てよう。

学習したことを生かして,自分でも実験の記録文を書いてみよう。

実験をしよう。

記録文を書こう。

「アーチ橋の仕組み」の学習をまとめよ う。

(8)

○実験計画と結果のメモをもとに記録文を書く。

○学習したことを生かして「まず」「次に」「そ

して」「このように」などを使い,順序や事柄 の関係がわかりやすいように書けるようにす る。

◆順序や事柄の関係がわかりやすいように記録

文が書けたか。

・読点の打ち方や,組み立て方が明 確かどうか注意しながら読み返 す。

○教科書を読んで,読点のはたらきや,打った場

所によるいみのちがいについて理解する。

○読点の打ち方に注意して,自分の記録文を読み

返し,必要に応じて直す。

○観点を決め自己評価する。

◆読点のはたらきや打ち方を理解し,自分の書い

た記録文を推敲することができたか。

まとめる

・作品を読み合い,新しく知ったこ となどを話し合う。

○各自移動しながら友だちの記録文を読む。 個

○感想カードを書く。 個

・感想

(1) ・新しく知ったこと

・メッセージやアドバイスなど

○自分に書かれた感想カードを読み,自分の記録

文を振り返る。

◆友だちの記録文を読み,進んで感想カードを書

くことができたか。

書いた記録文を読み返そう。

友だちの記録文を読み合い,感想を書 こう。

(9)

6 本時の指導(3/10)

(1)目標

関心・意欲・態度 ○アーチが橋の組み立てに使われるわけについて興味を持ち,

すすんで中心をおさえて読もうとしている。

読む ○「まず」「そして」「次に」「このように」という順序や行程 を表す言葉や,実験方法や結果を示す大切な言葉に着目して,

段落ごとに書かれていることをおさえて読むことができる。

(2)展開

時配 学習活動 教師のかかわり

(・支援,指導 ☆評価 ◆評価方法,規準)

資料 5

1 教科書の3枚の写真をて,

アーチ橋の特徴をおさえる。

2 本時のめあてを確認する。

3 4~5段落を音読する。

4 実験に必要なものを読み 取る。

・はば五センチメートルぐら い,長さ四〇センチメート ルぐらいの板目紙

大きめの消しゴム 辞典などの重いもの 5 4~5段落から大切な言 葉を抜き出し,実験の方法,順 序,結果を読み取る。

・「まず」「そして」「次に」

・「板目紙をかけわたします」

「橋』はたちまち落ちてしまい ます」

「そらせてアーチの形に」

「『橋』はびくともしません」

6 読み取ったことをワーク シートにまとめる。

・写真を提示して共通するところを話し合い,ア ーチ橋の特徴をつかませる。

・3段落は問いの文になっていることを確認し,

めあてをつかませる。

・実験のために準備するものや,実験の順序を 考えながら音読をさせる。

・挿絵をヒントに準備物を考えさせる。

・順序を表す接続語や指示語を見つけ,四角で囲 ませる。

・4~5 段落で実験方法や結果を示す大切な言葉に サイドラインを引かせる。

☆接続語や指示語,大切な言葉を見つけることが できたか。

◆教科書に四角で囲んだり,サイドラインを 引くことができたか。(机間指導・観察)

・接続語や指示語,大切な言葉を使ってワークシ ートにまとめさせる。

・教科書の3枚の挿絵と実験の方法を対比させ る。

☆読み取ったことをわかりやすくまとめようと

アーチ橋 の3枚の 写真

ワークシ ート 3 枚の挿絵 アーチが橋の組み立てに使われているのはなぜでしょうか。

(10)

10

7 読み取ったことをもとに 実験をする。

○実験をする。

○わかったことや感想をワー クシートに書く。

8 6 段落を読み,本時のめあ てについて,ワークシートに まとめる。

・「アーチは重いものをささえ るのにてきしています。アー チ橋は,その仕組みを生かし てつくられているのです。」

9 次時の学習について見通 しを持つ。

しているか。

◆ワークシートに書き進めているか。(机間 指導・観察)

・読み取ったことをもとに実験を行って読みを確 認させる。

・隣同士のペアで話し合って行わせる。

・紙をアーチの形にそらせると重いものを支えら れるようになることを実感させる。

・調べてわかったことや感想をワークシートに書 きこませる。

☆実験の順序や方法を読み取り,進んで実験する ことができたか。

◆ワークシートを見ながら進んで実験を行って いるか。(観察)わかったことをワークシート に書きこんでいるか。(観察)

・6段落を読んで,「このように」という言葉か ら4~5段落の実験をまとめている文である ことをとらえさせる。

・橋は丈夫で安全なことが大切であると,第 1時に話し合ったことを想起させ,アーチ の形が重いものを支えるのに適した形であ ることを確認する。

・めあてについてワークシートにまとめさせる。

☆めあてについてまとめることができたか。

◆ワークシートにめあてについての答えを書き だしているか。(観察)

板目紙 辞書 消しゴム

ワークシ ート

(3)板書計画

6 本時の指導(2/10)

アーチ橋の仕組み小山田了三

実験まっすぐな紙︿まず﹀①二つのつくえの間にかけわたす。②消しゴムを橋の真ん中にのせる。﹁橋﹂はたちまち落ちてしまう。

実験してわかったこと・感想

橋の写真1

橋の写真2

橋の写真3

アーチが橋の組み立てに使われているの

アーチ型の紙︿次に﹀①板目紙を反らせてアーチの形にする。②﹁橋﹂の上にさっきの消しゴムをのせる。

﹁橋﹂はびくともしない。

アーチは重いものをささえるのにてきしてい

ますアーチ橋はその仕組みを生かしてつくら

挿絵1

挿絵2

挿絵3

(11)

目標

関心・意欲・態度 ○自分と友だちの感想の共通点や相違点を考えたり,筆者の言いたいこ とを予想したりして,学習の課題を持とうとする。

読む ○3つの意味段落を読み,初発の感想をまとめて学習の課題をつかむこ とができる。

言語事項 ○接続語や指示語の役割を知ることができる。

(2)展開

時配 学習活動 教師のかかわり

(・支援,指導 ☆評価 ◆評価方法,基準)

資料 3

19

10

1 本時のめあてを確認する。

2 3つの意味段落ごとに全文を音 読する。

3 感想を発表する。

4 学習の課題をつかむ。

5 指示語の示す内容を読み取った り,接続語のはたらきについて考え たりする。

6 次時の学習について見通しを持 つ。

・前時に書いた感想を提示しておく。

・前時に書いた感想をあらかじめ3つの意味 段落のどれに関するものか,またはそれ以 外に当たるものかなどを整理しておき,わ かりやすくしておく。

・初めて知ったことや疑問点を話し合って明 らかにさせる。

・3つめの意味段落に書かれていることが前 の2つと異質であることに気付かせる。

・筆者の言いたいことが最後の段落にあるこ とを予想し,これから読み進めていく課題 を持たせる。

☆自分と友だちの感想を聞いて初めて知っ たことと疑問点に分けたり,筆者の言いた いことを予想したりして,課題を考えよう としているか。

◆自分と友だちの感想を比較して聞いたり,

3つの意味段落の大まかな内容を考えて 発表したりできたか。

・「まず」「次に」「このようにして」などの 言葉が使われていることに気づかせる。

・文章の順序や段落の前後関係がわかりやす くなることに気づかせる。

☆指示語や接続語に気づき,はたらきについ て考えようとしているか。

◆「まず」「次に」「このようにして」などの 言葉にサイドラインを引き,接続語のはた らきや,指示語の示す内容を考えられた か。(机間指導,発表)

文章のす がたを表 した図 児童の感 想

・みんなの感想をまとめて学習の課題を持とう。

今も生きている昔からのちえのすばらしさを読み取ろう。

(12)

(3)板書計画

(3)板書計画 実験して

こと まっすぐな紙

〈まず〉

①二つのつくえ

間にかわたす

②消しゴムを橋

真ん中にのせる

「橋」たちまち

落ちてまう アー

〈次に〉

①板目を反ら

アー形に

橋」の上に

きのゴム

る。

「橋」びく

ません アーチ橋の仕組み小山田了三

みんなの感想をまとめて学習のめあてを持とう。

第一だん落

アーチが橋の組み立てに使われ 第二だん落

石をアーチの形に組み合わせ

第三だん落

世界や日本の昔のアーチ橋 感想感想

感想

今も生きている昔からのちえのすばらしさを読もう。

(13)

アー小山田了

まっアーの紙

わかっ

・・・ チが橋の組み立てに使われているのはなぜでしょう。

[まず

]

まっ の橋 つのつく

えの 間に

かけわたす。

消しゴムを

のまん

にのせる。

橋はたまち落ちてしまう。

[ 次に ]

板目 せてア

チの形にする。

橋の 上にさっきの

消し

ゴムをのせる。

橋はびくしません。

チはさえにてていますーチ

橋は,その仕組みを生かしてつれているのです。

Referensi

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◇話し合いの中で,キーセンテンスを しぼりこんでいる。 ◇読み取ったことをもとにキーセンテ ンスを使って要約している。 ○⑨~⑩を読み,造花の実験の目的,準 ○キーワードに線を引かせる。 備,結果などを読み取り要約文に書く。○文末表現に着目させることでキーセ ンテンスを探す手がかりにさせる。 (仮説1・2) ○話し合いの中で,キーセンテンスを