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第5学年 組 国語科学習指導案

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Academic year: 2025

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第5学年○組 国語科学習指導案

指導者 S.K

<単元名> 生き方を見つめて読もう 『大造じいさんとがん』

<育てたい力>

○読み取ったことや感じたことを進んで発表したり,文章に表したりすることができる。

<関心・意欲・態度>

○登場人物の行動やせりふから,心情の変化を読み取ることができる。 <読むこと>

○場面の情景を表す優れた表現を見つけて,イメージを膨らますことができる。

<言語事項>

<指導要領との関連>

<児童の実態>

調査日 10月19日(月)調査人数 31名 本学級の児童は,男子16名,女子15名である。

以下,アンケート調査の結果等による実態である。

1 国語科に関する実態 (③~⑤は学力テストの「国語への関心・意欲・態度」から学年ごとに抜粋)

① 国語は好きですか。

とても好き→9人 好き→12人 あまり好きでない→5人 きらい→3人

② 国語の学習の中でどの学習が得意ですか。得意なもの全てに○をつけましょう。(複数回答)

音読→15人 読み取り→8人 自分の気持ちを書くこと→10人 スピーチ(自分の気持ちを 話すこと)→3人 詩を書くこと→8人 漢字書き取り→16人 ノートに書くこと→14人 話し合い→8人

③ 話の組み立てを考えて,目的に合った話し方をしていますか。

ア と て も よ く し て い る → 1 人 イ し て い る → 2 0 人 ウ あ ま り し て い な い → 7 人 エ していない→1人

④ 相手の考えをよく聞き,進んで話し合いをしていますか。

ア と て も よ く し て い る → 3 人 イ し て い る → 1 7 人 ウ あ ま り し て い な い → 8 人 エ していない→1人

⑤ 文章を書くとき,書きたいことがよく分かるように工夫していますか。

ア とてもよく工夫している→4人 イ 工夫している→19人 ウ あまり工夫していない

→5人 エ くふうしていない→1人 C 読むこと (3)

ア 目的や意図に応じて,文章の内容を的確に押さえながら要旨をとらえること。

イ 登場人物の心情や場面についての描写など,優れた叙述を味わいながら読むこと。

(2)

2 読書に関する実態

① 読書は好きですか。

ア とても好き→10人 イ 好き→17人 ウ あまり好きでない→4人 エ 嫌い→0人

理由

〈とても好き,好き〉 〈あまり好きでない〉

・本の中に入ったような気持ちになれる。 ・文章が長い。

・本を読むといろいろなことがわかる。 ・まん画のほうが読みやすい。

・本を読んでいると楽しい。

・おもしろい。

・本を読むと心が安らぐ。

② どんなジャンルの本が好きですか。(複数回答)

伝 記 → 6 人 フ ァ ン タ ジ ー → 1 9 人 物 語 → 1 9 人 昔 話 → 3 人 歴 史 → 8 人 スポーツ→4人 科学→2人 図鑑→5人

③ いろいろな種類の本を読み,勉強や生活に役立てていますか。

とてもよく役立てている→10人 役立てている →12人 あまり役立てていない → 4人 役立てていない→ 3人

3 教材に関する実態

① 「椋 鳩十」の本を読んだことがありますか。

はい→3人 いいえ→26人

② 読んだ本の名前を書きましょう。(①で「はい」と答えた児童)

大造じいさんとがん→3人

③ 自分の生き方について考えたことはありますか。

はい→14人 いいえ→15人

④ これから,どんな生き方をしたいと考えていますか。(③で「はい」と答えた児童)

・人を大事にして役に立つことをしたい。

・自分の目標をしっかり決めて生きていきたい。

・人から尊敬をされる生き方をしたい。

・生き物や人に優しくしたい。

・自分のやりたいことを貫きたい。

・自分に自信をもち,言いたいことをはっきり言える生き方をしたい。

3 考察

1の結果から,国語科の学習が好きな子どもは7割,嫌いな子どもは3割いることが分かった。学 習の中では,漢字の書き取りや音読など練習すれば,それなりの結果が得られるものを得意としてい る。しかし,話すことや書くことなどの表現力については,苦手意識をもっている子どもの方が多い。

学習時間は,限られた数名の子どもたちだけが,話し合いに参加する程度で活発な意見交換にはほど 遠い。

2の結果から,ほとんどの子どもが読書を好み,いろいろなジャンルの本を読んでいる。特に,子 どもたちは,ファンタジーや物語の本を好んで読んでいることが分かった。これは,朝の読書タイム が習慣化してきたからである。また,総合的な学習や社会科の調べ学習でも,必要とする本を進んで 探し読んでいる子どもが多い。本をよく活用しているといえる。

(3)

3の結果から,「大造じいさんとがん」の作者である椋 鳩十の作品を読んだ子どもは少ないこと が分かった。本単元の目標は「生き方を見つめて読もう」であるが,自分の生き方について考えたこ とのある子どもは,漠然とではあるが約半数ほどいた。

<単元について>

本教材は,登場人物の行動から気持ちを想像し,人物の生き方について考えを深めていくことをねら った物語文である。本文は,猟師である「大造じいさん」と自然の中に生きる鳥「残雪」とのかかわり が,美しい情景描写とともに生き生きと描かれている作品である。猟師としてのじいさんの思いや行動 に感心しながらも,残雪の知恵や勇気に共感して子どもたちは読み進めていくことであろう。

残雪をとらえるために毎年いろいろな方法で迎えうつ大造じいさんの猟師としての姿を場面ごとに 読み取ることができる。残雪をねらうために,はじめは執念深く,子どもの目からはずるい方法に映る かもしれない大造じいさんの行動も,はやぶさと残雪との対決で大きな変化を迎え,子どもたちのじい さんに対する思いも変わるだろう。この変容をしっかりとおさえるために場面ごとに大造日記を書かせ ていきたい。

本学級の子どもたちは,帰りの会を利用して1日を振り返る5分間日記を行っているので,短時間で 大造日記を書くことができると考えた。この日記には,大造じいさんになりきるまでいかなくても,大 造じいさんによりそった文章表現ができるようにしていきたい。そのためには,音読の時間を十分に確 保したい。授業時間だけでは不十分なので音読カードを用いて家庭学習をさせることで補っていきた い。

学習形態は,毎時間の音読や少人数での話し合いを充実させるためにグループ学習を取り入れる。音 読が苦手な子どもたちや普段あまり発表しない子どもたちも,グループ学習を通して学び合うことで,

自信につながるだろうと考える。また,場面ごとに書いた大造日記をグループで読み合うことで,自分 と友達の読みのちがいなどに気づかせていきたい。

単元全体の学び合いの学習を通して,大造じいさんの生きざまを深めながら,今後の自分の生き方を 考える機会にしたい。

日記で大造じいさんの心情に迫ろう。

(4)

「楽しく力のつく国語学習」

<指導計画>

(9時間扱い)

ア 読んだことを豊かに表現する(仮説2)

・大造じいさんの想いを想像しながら日記を書く ことで,大造じいさんの心情に迫る。

イ 声に出して楽しく読む

・大造じいさんの言葉に注目しながら,心情や場 面の情景が伝わるように音読する。

ア読んだことを豊かに表現する イ声に出して楽しく読む ウ言葉に関わって読む

新出漢字が書ける 難語句の意味が分かる エ 指導に生かす評価をする

一人読みができる子

ウ 言葉にかかわって読む

・「ううむ!」「ううん。」「・・・再び銃をおろし てしまった」などにサイドラインを引かせるこ とで大切な言葉をおさえる。

エ 指導に生かす評価をする。

・大造日記により,心情をどれだけつかんでいる か確認する。

・目標到達度を把握できる評価カードを活用す る。

読書の日常化 ―――文章の姿――

大造じいさんとがん鳩十

残雪するじいを考えよ

うなぎつりばり作戦失敗

いまいましく

「しめうれ

「うう!」

たにし

会心

「しめ

「うううなっ

おとり

「今日そ、ふかせぞ。

はやぶさと残雪との

強く心をうたれて

残雪を見送るじい

「 おうい。がんの

英ゆうよ・・・

また、堂々と戦うじいか。

いつまいつまも見守た。

(5)

〈指導計画〉(8時間扱い)

時 主 な 学 習 活 動 留 意 点 (◇) 評 価 (☆)

〈1〉 ○「学習のとびら」を参考にして,単元全体 の内容を確かめる。

○教師の範読を聞き,初発の感想を書く。

○難語句についておさえる。

◇「生き方を見つめて読もう。」という単元名 からだれの生き方を見つめていくのか,その 方法など学習の見通しを持たせる。

☆「大造じいさんとがん」を読み,自分の感想 をノートに書くことができたか。

〈2〉 ○物語全体のあらましをつかむ。

残雪に対する大造じいさんの気持ちを 読み取ろう。

◇章番号と挿絵を手がかりに大きく4つの場 面に分けられていることを確認する。

◇全文から大造じいさんの心情が表れている 文章を探し,その中から心情の変化がよく分 かる言葉を選ばせ場面ごとに整理する。

(仮説1)

☆大造じいさんの心情の変化に気づき,物語の あらましをとらえることができたか。

〈3〉

○場面ごとに,行動,言葉,情景描写から残に 雪に対する大造じいさんの心情の変化を

読み取り日記に書く。

◇それぞれの場面がどんな場面であるかを文 章の姿で確認してから,読み取らせる。

◇大造じいさんの言葉に注目しながら学習グ ループで音読するようにさせる。

◇大造じいさんの言葉をもとに,日記の形式に 想いをまとめるようにする。

(仮説2)

◇学習グループの中で交換して読み合うよう にする。

☆大造じいさんの心情が表れているところに サイドラインを引けたか。

☆大造じいさんの気持ちに寄り添って,日記を 書くことができたか。

☆大造じいさんのとった行動を通して,一人の 人間としての生き方に対する自分の考えを まとめて書いているか。

〈4〉

〈5〉

本時

〈6〉

〈7〉 ○物語の主題について考える。

大造じいさんの生き方について,自分と比 べながら感想を書く。

〈8〉 ○椋 鳩十の他の作品を読む。 ○椋 鳩十の他の作品を事前に教室内に展示 しておく。 (仮説3)

・「ううむ!」の後,大造じいさんは,

どんなことを思ったのかを想像し,日 記に書く。

・「ううん!」の後,大造じいさんは,

どんなことを思ったのかを想像し,日 記に書く。

・大造じいさんが,「強く心を打たれ,

ただの鳥に対しているような気がし なかったのはなぜかを想像し,日記に 書く。

・残雪を見守るじいさんの気持ちを想像 し,日記に書く。

(6)

<本時の展開>(5/8)

(1)育てたい力

○自分の考えを持ち,進んで話し合いに参加しようとする。 <関心・意欲・態度>

○はやぶさと残雪の戦いを見て,大造じいさんの心情が大きく変容していることを読み取ることができ る。 <読むこと>

(2)展 開

時配 学 習 活 動 と 内 容 留意点(◇) 評価(☆)

10

20

10

○前時までの学習を想起する。

○本時のめあてを確認する。

大造じいさんの気持ちが大きく変わった のはなぜだろうか。

○3の学習場面を音読する。

・指名読み

○大造じいさんの気持ちが大きく変化して いる言葉や行動について話し合う。

○大造じいさんが,「強く心を打たれて,た だの鳥に対しているような気がしなかっ た。」のはなぜかを想像し,日記に書く。

○学習グループの中で日記を交換して読み 合う。

○次時の予告を聞き,自己評価カードに記入 する。

◇文章の姿の掲示物を使って確認する。

◇1・2場面の学習を思い出し,本時のめあて を確認させる。

◇音読を聞きながら,大造じいさんの気持ちの 表れた文章を本文から見つけてキーワード・

キーセンテンスを引かせる。

☆進んで音読に参加し,読みを深めようと しているか。

◇学習グループ同士で話し合ってから,全体で 話し合いをさせる。

◇大造じいさんの気持ちの変化を,はやぶさと 残雪の戦いの場面と関連させて考えて行くよ うに助言する。

◇はやぶさと残雪の戦いの様子を見て,残雪の とった勇気ある行動や,堂々とした態度に心 を打たれる大造じいさんの心情を中心に話し 合いをさせる。

☆積極的に話し合いに参加することができた か。

◇大造日記を書くことで心情を深く読み取らせ る。

A児:読み返して,効果的な表現方法を考えさせ る。

C児:板書をもとに,書くポイントを助言する。

☆大造じいさんの気持ちを想像して,日記を 書くことができたか。

◇友達の大造日記と自分の大造日記の共通点や 相違点に着目して読み合った感想を話し合 う。

「今日こそ,あの残雪めにひとあわふか せてやるぞ。」

「どうしたことだ。」

「あ!」

ぐっとじゅうをかたにあてて,残雪をね らった。

◎再びじゅうをおろしてしまった。

◎強く心を打たれて,ただの鳥に対して いるような気がしなかった。

(7)

「大造じいさんとがん」 ―学習を振り返ろう―

氏名( )

(◎ ○ △で書きましょう。 )

時 月 日 評 価 項 目 自己評価

11 月 日

「大造じいさんとがん」を読んで,自分の感想をノートに書 くことができたか。

11 月 日

大造じいさんの気持ちの変化に気づき,物語全体のあらまし をつかむことができたか。

11 月 日

大造じいさんの気持ちによりそって,日記を書くことができ たか。(1場面)

11 月 日

大造じいさんの気持ちによりそって,日記を書くことができ たか。(2場面)

11 月 日

大造じいさんの気持ちによりそって,日記を書くことができ たか。(3場面)

11 月 日

大造じいさんの気持ちによりそって,日記を書くことができ たか。(4場面)

11 月 日

大造じいさんの生き方について,自分と比べながら感想を書 くことができたか。

11 月 日

椋 鳩十さんの作品を進んで読むことができたか。

(8)

書 名 著 者 名 出 版 社 名

椋 鳩十のイノシシ物語 椋 鳩十 理論社

椋 鳩十のサル物語 椋 鳩十 理論社

金色の足音・動物どうわ5 椋 鳩十 ポプラ社

月の輪グマ 椋 鳩十 全集1 椋 鳩十 ポプラ社

片耳の大シカ 椋 鳩十 全集2 椋 鳩十 ポプラ社

山の大将 椋 鳩十 全集3 椋 鳩十 ポプラ社

大空に生きる 椋 鳩十 全集4 椋 鳩十 ポプラ社

孤島の野犬 椋 鳩十 全集5 椋 鳩十 ポプラ社

底なし谷のカモシカ 椋 鳩十 全集6 椋 鳩十 ポプラ社

アルプスの猛犬 椋 鳩十 全集7 椋 鳩十 ポプラ社

野獣の島 椋 鳩十 全集8 椋 鳩十 ポプラ社

野生の叫び声 椋 鳩十 全集9 椋 鳩十 ポプラ社

カモの友情 椋 鳩十 全集 10 椋 鳩十 ポプラ社

自然の中で 椋 鳩十 全集 11 椋 鳩十 ポプラ社

日高山伏物語 椋 鳩十 全集 12 椋 鳩十 ポプラ社

ちょこまかぎつね なきぎつね 椋 鳩十 あすなろ書房

さいごのワシ 創作動物ものがたり絵本 椋 鳩十 あすなろ書房

Referensi

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6 本時の指導(3/10) (1)目標 関心・意欲・態度 ○アーチが橋の組み立てに使われるわけについて興味を持ち, すすんで中心をおさえて読もうとしている。 読む ○「まず」「そして」「次に」「このように」という順序や行程 を表す言葉や,実験方法や結果を示す大切な言葉に着目して, 段落ごとに書かれていることをおさえて読むことができる。 (2)展開

<指導計画>(16時間扱い) 時 主な学習活動 留意点(◇) 評価(☆) <1> <2> (本時) ○「学習のとびら」をもとに,単元の目標を つかむ。 ○メダカについて知っていることを発表し合 う。 ○「めだか」を読み,初発の感想を書き,発 表し合う。 ○文章のまとまりを考えながら,段落ごとに 大事なことをおさえながら文章の姿をつか む。